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  福岡海星女子学院高等学校 福岡海星女子学院附属小学校 福岡海星女子学院マリア幼稚園  

【小学校の校長室から】第17号 平成22年1月7日 校長 山田 耕司

新年のお慶びを申しあげます 

ご家族の皆様で今年もよいお年をお迎えのことと存じます。ご多幸をお祈りいたします。
福岡海星女子学院が、神様の助けとマリア様の取次ぎに信頼を置きつつ、私たちも大いなる努力を続けることができますように。
更なる発展を誓う私たちが、先達が築いてこられた良き伝統と教育理念を携え、大いなる希望を持って前進していけますように。
主よ、私たちの祈りをお聴きくださりお導きください。
1月6日より来年度入学希望者の願書受付が始まりました。在校生の保護者の方々から、「『海星はどんな学校ですか』と、よく尋ねられるのですが、どう答えるのがよいか相手様に分かりやすいように説明するのはなかなか難しいですね」とお話を頂きます。よい機会ですので、日本私立小学校連合会の「会報」12月号に掲載されました本校の学校紹介の記事をご紹介しましょう。どうぞ、お役立てください。

福岡海星女子学院附属小学校
 
沿 革
O 本校は、福祉・医療・教育の分野で世界的活動をするカトリック「マリアの宣教者フランシスコ修道会」を経営母体とします海星女子学院によって昭和43年に設立されました。人口200万人福岡市都市圏南部に位置します大変小規模な学校です。
約66000㎡の広大なキャンパスに、小学校、高校、幼稚園と修道院を併設しています。創立時シスター方は、真の児童生徒教育のために、ヨーロッパ型の自然に囲まれた校地を福岡都市圏に探し求め、理想の地を見つけました。よって創立以来、全職員が全児童の日常を把握できる1学年1学級35名の手のひらサイズの学校規模を維持しております。
学院には隣接する老司池を抱くように二つの森があります。その一つ「ガイアの森」はカブトムシやクワガタなど虫の宝庫で、小学生の大好きな教育活動の場となっております。子どもを育む三つの環境(神・自然・人々)がすべてそろった本校で、子どもたちはゆったりと時を刻んでいきます。
 特 色
O 道徳教育を超える宗教教育は、詳細な年間カリキュラムの下、全教育活動の基盤学習として位置づけられています。一日は祈りで始まり祈りで終ります。月曜日の全校朝礼での聖書朗読と校長講話を受け、学級で一人ひとり「みことば作文」を書きます。週1回の宗教の時間は、シスターと担任のティーム・ティーチングで行います。日常生活に聖書の教えがより生かせる目的をもちます。金曜日には前日の全職員による聖書研究を生かし、担任が聖書の指導をします。このように一週間を通しての聖書の学びが個人ファイルに綴じられていきます。次に子どもは、定期的に自分の作文を読み直し自己評価をします。学期末には家庭に持ち帰り両親から感想を記入してもらいます。
また、学校行事の節々に宗教的行事が組み入れられています。6年生の修学旅行(来年度から)は、本校とカトリックのルーツを訪ねる旅です。明治31年、本会の5人のシスターが来日して始めたハンセン病治療院(熊本)、キリシタン殉教地島原そして長崎を巡ります。子どもたちはこのように豊かな宗教体験(生き方学習)をし、そのプロセスと結果をポートフォリオ「みことばファイル」として表していきます。
O 一部教科担任制を導入しています。個別指導の充実を図るため、特に入門期の1年生と卒業期の6年生は2人担任制をとっています。
 英語活動は、ALT・JLT・担任の三者のティーム・ティーチングを行います。ドラマの手法を取り入れたり、ゲームや歌を取り入れたりと発音を重視した話す・聴くの表現力に培う楽しい学習です。高学年では中学校英語への発展を考えた内容になります。トランス・カルチャラル時代ですから、この期に他の言語や文化に触れ、多くの民族や国家によって世界が構成されていることへの気づきを期待しております。
O 3・4・5年生ではJAと提携して農業体験をします。社会科・理科・国語科・総合の合科です。これには、日本の原文化体験が他文化理解を促す視点もあります。3・4年生は野菜つくり、5年生は米つくりを行います。収穫時は農家の方々と昼食をつくり笑顔いっぱいで食事をします。都市でありながら地理的条件に恵まれた福岡ならではの企画です。

以上に加えてまして、今年は、ニュージーランドの小学校との姉妹校交流やあおぞら広場の新設等を企画しております。マリア様に抱かれた自然いっぱいのキャンパスで、子どもと教師が力を合わせて、のびのびと熱心に教育活動を展開して参ります。
今年も海星ファミリーの皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。