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  福岡海星女子学院高等学校 福岡海星女子学院附属小学校 福岡海星女子学院マリア幼稚園  

【小学校-校長室から】家庭文化と校風

教 頭 松本 裕子

〇先週は、福岡地方にも寒波が到来し、大雪となりました。なかなか積雪の体験がない子どもたちは、雪が降り始めると窓の外が気になり、授業どころではありませんでした。7日の夜から降り始めた雪が8日には4㎝ほど積り、あたり一面銀世界。大人のわたしたちは、通勤や子どもの送迎を心配しましたが、子どもたちの心は逸り「雪遊び」。
学校は通常通り行いましたので、保護者のみなさま方には、雪の中の送迎にご協力をいただきまして、ありがとうございました。
おかげ様で、学校に来た子どもたちは、雪景色の校庭で思う存分「雪遊び」を体験することができました。

〇明日から2日間、令和3年度の入学試験の面接があります。来年度本校入学を希望される方が来校されます。この日を迎えるために早い方は3歳児の時から小学校を探され、ご家庭の教育方針や我が子に適した学校をと情報収集をされます。
 学校説明会の後も個別に学校見学を希望され、ご案内いたします。見学希望の方の多くは「子どもに海星小学校を見せたい」「学校の雰囲気を肌で感じさせたい」と思われます。そして、見学後には「子どもを連れてきてよかった」「やっぱり、子どもが気に入ってくれた」「幼稚園とあたたかい雰囲気がとても似ている」と入学志願を固められます。
〇家庭の文化と海星小学校の校風が入学の決め手となるようです。海星小学校の校風は、保護者のみなさまの目にどのように映っているのでしょうか。校風とは、学校独自がもつ性質です。
・カトリック学校で神さまに見守られた一人ひとりを大切にしてくれる学校。
・モンテッソーリ教育を取り入れ、一人ひとりの「生きる力」を育んでくれる学校。
・自然豊かで子どもを伸び伸びと育ててくれる学校。
・一学年ひとクラスで仲良しの学校。
・保護者と学校が連携して子どもを育てている学校。      など
 この校風がそれぞれのご家庭の文化に重なっているでしょうか。それとも・・・。
〇本校はモンテッソーリ教育を取り入れていますが、
子育てや教育の原点になることがらですので「子育
てを知る5つのポイント」を紹介します。
①大人と子どもは違います。大人の行動の目的は「結果」ですが、子どもは「過程」です。
②子どもの動きをよく見ましょう。目の前の子どもを「自分の目で」しっかりと見ることが大切です。
 子どもが興味を示していることや困っていることに気づきます。
③子どもはよく見ています。子どもは大人の動きをよく見ています。子どもは大人の動きを見ながら頭を働かせています。
④教え方にはコツがあります。子どもに何かを伝えるときは、ひとつだけを伝えましょう。そして順序だててゆっくりとやってみせましょう。
⑤何度も繰り返しやることで成熟します。子どもはひとつのことを集中して繰り返しすることがあります。同じことを繰り返しやって充実感や自信を得て熟成したときに次のステップへチャレンジできます。
〇わたしたちは、海星に入学してきた子どもたち一人ひとりを大切にするイエス様の教えに倣い、6年間責任をもってお預かりいたします。しかし、時として保護者さまのご意向にそえないこともあり得ます。
家庭の文化と校風が人間のエゴイズムで食い違うことがあるからです。「一人ひとりを大切にする」ことは、キリスト教の教えから「ゆるし」が必要になってきます。教育にかかわる私たちは、この事を常に自覚し日々研鑽して参ります。