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  福岡海星女子学院高等学校 福岡海星女子学院附属小学校 福岡海星女子学院マリア幼稚園  

【小学校-校長室から】自ら考え行動する

校長 山田 耕司

めっきり秋らしく
○ 私は四王寺山の中腹(太宰府水城)に住んでおります。週末にはその散策路でウォーキングを楽しんでおります。今は虫の声が消え谷川のせせらぎを耳にするようになりました。秋深しです。
自然の変化を目にしながら歩んでおりますと、思考が豊かになります。思い切り深呼吸をします。鼻から7つ吸って、3つ息を止めて、口から10吐き出す。数回繰り返しますと呼吸が整い頭が冴えてきます。ナナカマド・ハゼ・イチョウ・カエデの紅葉、その木洩れ日に私は聖書の教えを聴きます。
○ 使徒パウロが迫害に悩むコリント(ギリシャアテネの西)
の教会の人々へ「自分の弱さについて語る」手紙の一説です。
主は、「おまえはわたしの恵みで十分だ。弱さにおいてこそ、力は余すところなく発揮されるのだ」とお答えになりました。ですから、キリストの力がわたしの内に宿るように、むしろ大いに喜んでわたしは自分の弱さを誇ることにします。それで、弱さがあっても、虐待されても、災難に遭っても、迫害や行きづまりに出会っても、わたしはキリストのためならそれでいいと思っています。わたしは、弱っているときこそ、強いからです。
(使徒パウロのコリント人への第二の手紙12章9~10節)
私たちは自分の行った失敗、欠点、弱さで自己嫌悪や自虐的思考に陥りやすくなります。聖書はこうした人間の弱さにも光を見出します。聖書は強者よりも弱者のために書かれたものでしょうか?全ての人の魂の救いのために書かれました。自分の弱さは他の人を必要としていることに気づかせます。私たちはしばしば他者の助けが欲しくなります。
私たちが自分の弱さを強く受けとめ、立ち止まるとき、弱さが「神」の存在に導きます。神の愛に気づかせます。
○ 200人の子どもと生活を送っております。月曜日に全校朝礼があります。意向をもってお祈りをした後、聖書の朗読があります。上掲の聖書は10月26日に読まれました。
その後校長の話をいたします。子どもたちが、今、学校生活で直面していることと今日の聖書の箇所をつないだお話です。子どもたちは聴きます。担任の先生が子どもの発達段階によせて分かりやすく補足をします。そして一人ひとり、私の「みことば作文」を書きます。
・もっと自分のことをよく知ろうと思いました。
・自分の弱さを知ることが大切です。
・自分の弱さはあまり見せたくありません。
・私の弱いところは、力の強い男子が弱い人をいじめているとき、私はこわいので見ないようにしていることです。でもそれはいけないことです。何かしないと。
・自分が弱い時こそ神様が見えると思います。
自分を愛する隣人を愛する
○ ある時ファリサイ派の律法学者がイエスに尋ねます。
「先生、どの掟が律法の内で一番重要ですか」
イエスは答えます。
第一に「あなたの神である主を愛しなさい」そして「隣人をあなた自身のように愛しなさい」(マタイ22章34~40節)
自分を愛するためにはまず自分を知ることが大切です。私はどんな人なのでしょう。人々の中でどんな存在なのでしょう。私はどんな幸せを求めているのでしょう。
自分を見つめ直します。自分の弱さに気づきます。隣人は弱さをもっている人です。私たちはややもすると他者を自分に合わせようとします。激しいいさかいが起こります。自分も弱いのです。他者も弱いのです。自他の違いを認めるようになります。だんだんと人間を愛する方法がわかってきます。
 自ら読むこと
○ 自他を愛するために、私たちは賢くなりたいと思います。自分で考えて行動したいと思います。行動の下になる意思を醸成するために、情報を得て構成し認識を高めます。そのために本を読みます。新聞を読みます。SNSに目を通します。SNSにはフェイクニュースやデマがたくみに潜んでいます。用心したいと思います。
そこで小学生のころから読書に親しむ習慣を培いたいと思います。書店で本を探し買い求め自室の本棚に並べます。私の愛読書が増えていきます。学校の図書室で本を紹介してもらい興味を拡大し視野を広めていきます。友達や先生と話題にします。(鬼滅の刃もいいけれど赤毛のアンもいいですよ)自他の違いがわかります。夢がふくらみます。幸せです。
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