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【高校-掲示板】7月の祈りの意向  「今」

7月の祈りの意向  「今」
                           宗教科 阿部光喜

教室、廊下に貼りだされた、今月のみことばに足が止まりましたか。読まない、見ていてもみえない、読んでみただけ、そこに「これってどんな祈り」があるのかと疑問を持たなければ神様の祈りを理解することはできないでしょう。
さてあなたは?あなたは立ち止まり考えてみましたか?
6月22日に福岡教区カトリック教会のアベイヤ司教様が学院においでになりました。皆さんが心をこめた祈りの花束をお贈りいたしました。司教様は皆さんからの祈りの花束を読まれ、いつも皆さん一人一人のため神様にお祈りをささげていらして下さっています。アベイヤ司教様を通してまかれる神様からの種が豊かに実を結び、希望の光のうちに私たちも司教様と一緒に力強く歩んでいくことが出来ますように。 神様、私たちの感謝の念を受け止めてください。

 さて7・8月のテーマは「今」です。

 「明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。」
                     マタイによる福音書 第6章34節

〇「どんな時でも神から大切にされていることに気づいて」いけますように
〇「先にあるものばかりに気をとられるのではなく目の前のことを一つ一つ丁寧に取り組んでいけますように」と、願いがこの「みことば」には込められています。

このみ言葉を読むたびにいつも心おだやかになり、明日のことを神様にゆだね、安心し、素直に神様に願い、祈ることができました。 しかし、毎日の生活では、私の心には神様を忘れ見守られていることすら意識の中にありません。ただひたすらまっしぐらの私です。 「どうしよう」「どうしたらよいのか」「できない」「明日まで」といった崖っぷちに追いやられた時だけ「神さま」何とかしてくださいと祈る私がそこにいました。今考えてみましたら、苦しみや困難、逆境には必ず意味があるのではないかということがあるようにこの年になって思えるようになりました。できましたら、神さま私を苦しめないでと祈りたい。しかし、苦労を避け、努力をいやがり、悩むことを避けるならば、自己の成長、発展はないのではないかと思えるからです。だからといって、苦労をかってまでしますよ、神様頑張りますとは言えませんが、その苦労はきっと「今」、今私にとってなくてはならい意味があるのだと確信しています。 私の言葉を信じてみませんか。そしてあなたも後になり、思い返してみると神様が私に与えてくださった試練が実は苦しみではなく、私だけの恵みであったことに納得し理解することでしょう。私たちは悩み尽きないものです。私たちの毎日は迷いと悩みの連続です。思い煩うなといっても悩みます。悩まなければわからない大切なことがそこにあるからです。今日の聖書のみことばは、イエスが語った言葉とも言われます。「明日のことまで思い煩うな、明日のことは明日自らが思い煩うであろう」ややもすると、努力もしないで、まあ、何とかなるさと、安易に考えてしまいがちなみ言葉に取られやすいのですが、実は、このみ言葉に心休まるのは、一生懸命頑張った人だけが静かに神にひざまずき、感謝することができるのです。そこにそっと神様のあとおしの息吹があるからなのです。
 6月のシスター入江の放送朝礼で、「風はどこから吹いてくるのか人は誰も知らない」愛を呼び覚まし、心を潤し、いつの間にか私の中を吹き抜けていく、それは気高いキリストの想い、風の想いに吹かれた よい一日でありますように」と結ばれた。なんとさわやかな美しいシスターのお言葉か。一日一日を大切に過ごさなくてはと深く心に刻まれました。「あしあと」という詩を聴いてください。試練の時に、懸命に生きることへの励みにきっとなるでしょう。

「あしあと」
ある夜、わたしは夢を見た。
わたしは、主とともに、なぎさを歩いていた。
暗い夜空に、これまでのわたしの人生が映し出された。
どの光景にも、砂の上にふたりのあしあとが残されていた。
ひとつはわたしのあしあと、もう一つは主のあしあとであった。
これまでの人生の最後の光景が映し出されたとき、
わたしは、砂の上のあしあとに目を留めた。
そこには一つのあしあとしかなかった。
わたしの人生でいちばんつらく、悲しい時だった。
このことがいつもわたしの心を乱していたので、
わたしはその悩みについて主にお尋ねした。
「主よ。わたしがあなたに従うと決心したとき、
 あなたは、すべての道において、わたしとともに歩み、
 わたしと語り合ってくださると約束されました。
 それなのに、わたしの人生のいちばんつらい時、
 ひとりのあしあとしかなかったのです。
 いちばんあなたを必要としたときに、
 あなたが、なぜ、わたしを捨てられたのか、
 わたしにはわかりません。」
主は、ささやかれた。
「わたしの大切な子よ。
 わたしは、あなたを愛している。あなたを決して捨てたりはしない。
 ましてや、苦しみや試みの時に。
 あしあとがひとつだったとき、
 わたしはあなたを背負って歩いていた。」
                   マーガレット・F・パワーズ

7,8月を大切に、
神様から愛されていることに気づく、「風」に気づく私でありますように。
ご一緒にお祈りください。
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