FC2ブログ
  福岡海星女子学院高等学校 福岡海星女子学院附属小学校 福岡海星女子学院マリア幼稚園  

【小学校の校長室から】第5号平成21年度 6月4日 校長 山田 耕司

携帯電話やインターネットを使う子どもたち        

O 携帯電話のメールやインターネットを利用した「ネット上のいじめ」の問題が多発し、社会問題にな  っております。文部科学省では、家庭や学校に情報モラル教育に関する取組の大切さを幾度も訴え続けてきました。このことにつきまして文部科学省が昨年11月~12月に全国規模で調査し、5月15日付けで「子どもの携帯電話等の利用に関する調査結果について」を公表しました。調査対象は全国5000校の小学6年生、中学2年生、高校2年生の児童生徒と保護者です。文部科学省HPに掲載していますので、是非ご覧ください。どの子も成長と共に体験する事例となる可能性があります。
(http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/21/05/1266484.htm)
O 調査結果の概要を見てみましょう。
 o利用頻度は学年が上がるにつれ増加。個人差も大きい。
1日平均のメール送受信数50件以上:小6は2.4% 中2は19.5%
o携帯電話をよく使う子どもは、生活面への影響も見られる。就寝時間が遅くなる短くなる。
oインターネットのフィルタリングをしている。小6:63.3% 中2:43.2% 高2:15.6%
o携帯電話を持っている子ども、よく使う子どもは、携帯電話を積極的によいと評価する。
o家庭において携帯電話に関するルールがある場合、保護者が子どもの携帯電話の使い方に注意を払っている場合が多い。小6:86.5%
o携帯電話に関する家庭のルールがある子どもは、利用マナーを身に付けている割合が多い。
「自分に送られてきたチェーンメールは転送してはいけない」中2:72.1%
o子どもの携帯電話の使い方に保護者が注意を払っている場合、その子どもに携帯電話の利用のマナーが身に付いている割合が多い。
「友だちの住所や写真をインターネットの掲示板に書き込むことはしてはいけない」小6:90.8%
o家庭でのコミュニケーションが多い子どもほど、トラブルにあったときに保護者に相談する割合が多い。逆に、コミュニケーションが少ない子どもほど、誰にも相談しない割合が多い。
oトラブルがあったときは、保護者や友だちに相談する割合が多いが、学年が上がると誰にも相談しないという子どもも比較的多くなる。
o携帯電話を持った理由・持たせた理由は、大都市では「塾や習い事を始めたから」が多い。

O 小学校の段階から、携帯電話やインターネットの利用について、適切な教育を行うことが望まれます。フィルタリングは、子どもをトラブルから守る上で欠かせないものですね。皆さまのご家庭では、携帯電話の所持やインターネットの使用の実態や対策は如何でしょうか。学校の交友関係だけでなく、塾や習い事等の子ども社会での動向にも注視してみてください。