【卒業生近況】学芸会と大学 校長 山田 耕司
○ 2月16日(土)の学芸会に向けて、各学年で熱心な練習が進みます。ご家庭にも衣裳や小道具でご協力を頂いております。ありがとうございます。
ご案内のように現行の大学入学センター試験が2020年1月より「大学入学共通テスト」に移行されます。因って現在本校に在学しています子ども達は、新しい大学入試制度によって受験をすることになります。
○ では、その主旨を共通理解してみましょう。文科省の方針では次のような運びとなります。
o2020年1月中旬:2019年度(2020年度入学者選抜)センター試験は最終実施になり終了します。
o2021年1月中旬:2020年度(2021年度入学者選抜)から大学入学共通テストに移行し、センター試験が廃止されます。テストの内容はセンター試験同様の6教科30科目で2日間実施されます。
①国語と数学で記述式問題を出題します。
②英語は民間の資格・検定試験を活用して4技能(読む・聞く・話す・書く)を評価するものになり、高校3年の4〜12月に2回まで受 検します。2024年1月実施の2023年度までは、大学入試センターが実施する共通テストでも英語も実施しますが、大学側で利用 方法を指定できます。
o2025年1月:次期学習指導要領による簡素化された大学入学共通テストの実施を検討します。
o2024年度からは地公・理でも記述式問題の導入を検討します。
○ 一方、多国籍企業の活動や移民移住の拡大に伴うグローバル化の中、大学の国際化が進みます。子ども達は今以上に世界中の人々と仕事をする機会が増えます。大分別府市にある立命館APU大学がこれからの大学のイメージを助けます。学長が外国人、教員と学生の半数が外国籍です。
この種の大学で学ぶためには、どの大学生にも、豊かな表現力とCommunication力が求められます。更にAI時代の到来に対応するプログラミング教育も求められます。予測困難な時代を生き抜くためには既存の認識力や記憶力中心の学力だけでは、大学に入学しても学びや研究・研修ができなくなります。
○ そこで一部の国立・私立小学校では、大切な基礎基本の力を醸成するために、教科や総合的な学習の時間を「表現科」「体験科」「人間科」「芸術科」等に改編して、表現力やCommunication力の醸成を図っています。首都圏の私立小学校では「学校劇」の研究部会をつくり合同で研究を進めています。英国では伝統的に「演劇」を教育に導入し、シェークスピア劇を通して英国の伝統文化と古典英語、表現、創造・創作を学ぶことを重視します。それは「ドラマ科」「演劇科」としてカリキュラムに位置づきます。
○ 海星小学校でも表現力・Communication力・創造力を涵養するために様々な学校行事や教育活動を企画し推進しています。その一つ「学校劇」も大切な教育と位置づけ取り組んできました。1年生から6年生まで毎年、劇を作り(脚本・衣裳・小道具等)、練習し、上演をします。1学年1クラスの小規模校の特性を生かし、全員が責任をもった役割を分担し主体的に担当できます。
12月の5年生の聖劇、2月の学芸会がそれです。
○ 劇を創り上げるプロセスで、子ども達は価値ある体験を積み重ねていきます。それも1・2年生は物語・音楽劇 3年生は英語劇 4年生は生活劇 5年生は聖劇(キリストの誕生) 6年生は宗教劇(創作)と発達段階と体験知に支えられた構成になっております。
演劇的手法でCommunication力を養います。シナリオつくりの過程で友だちとの対話(聴き合い)を経て合意形成能力を養います。シナリオはひな型を基にアレンジする学年もありますが、話のつじつまが合うようにつくりあげる聴き合いをします。自分と異なる考えや意見を受け入れながらも解決する体験を味わいます。
目の前の課題を協働して解決する力を養います。役になりきることで新たな自分の能力や特性を自ら導き出します。苦労しながら楽しんで取り組む子ども達です。
ご案内のように現行の大学入学センター試験が2020年1月より「大学入学共通テスト」に移行されます。因って現在本校に在学しています子ども達は、新しい大学入試制度によって受験をすることになります。
○ では、その主旨を共通理解してみましょう。文科省の方針では次のような運びとなります。
o2020年1月中旬:2019年度(2020年度入学者選抜)センター試験は最終実施になり終了します。
o2021年1月中旬:2020年度(2021年度入学者選抜)から大学入学共通テストに移行し、センター試験が廃止されます。テストの内容はセンター試験同様の6教科30科目で2日間実施されます。
①国語と数学で記述式問題を出題します。
②英語は民間の資格・検定試験を活用して4技能(読む・聞く・話す・書く)を評価するものになり、高校3年の4〜12月に2回まで受 検します。2024年1月実施の2023年度までは、大学入試センターが実施する共通テストでも英語も実施しますが、大学側で利用 方法を指定できます。
o2025年1月:次期学習指導要領による簡素化された大学入学共通テストの実施を検討します。
o2024年度からは地公・理でも記述式問題の導入を検討します。
○ 一方、多国籍企業の活動や移民移住の拡大に伴うグローバル化の中、大学の国際化が進みます。子ども達は今以上に世界中の人々と仕事をする機会が増えます。大分別府市にある立命館APU大学がこれからの大学のイメージを助けます。学長が外国人、教員と学生の半数が外国籍です。
この種の大学で学ぶためには、どの大学生にも、豊かな表現力とCommunication力が求められます。更にAI時代の到来に対応するプログラミング教育も求められます。予測困難な時代を生き抜くためには既存の認識力や記憶力中心の学力だけでは、大学に入学しても学びや研究・研修ができなくなります。
○ そこで一部の国立・私立小学校では、大切な基礎基本の力を醸成するために、教科や総合的な学習の時間を「表現科」「体験科」「人間科」「芸術科」等に改編して、表現力やCommunication力の醸成を図っています。首都圏の私立小学校では「学校劇」の研究部会をつくり合同で研究を進めています。英国では伝統的に「演劇」を教育に導入し、シェークスピア劇を通して英国の伝統文化と古典英語、表現、創造・創作を学ぶことを重視します。それは「ドラマ科」「演劇科」としてカリキュラムに位置づきます。
○ 海星小学校でも表現力・Communication力・創造力を涵養するために様々な学校行事や教育活動を企画し推進しています。その一つ「学校劇」も大切な教育と位置づけ取り組んできました。1年生から6年生まで毎年、劇を作り(脚本・衣裳・小道具等)、練習し、上演をします。1学年1クラスの小規模校の特性を生かし、全員が責任をもった役割を分担し主体的に担当できます。
12月の5年生の聖劇、2月の学芸会がそれです。
○ 劇を創り上げるプロセスで、子ども達は価値ある体験を積み重ねていきます。それも1・2年生は物語・音楽劇 3年生は英語劇 4年生は生活劇 5年生は聖劇(キリストの誕生) 6年生は宗教劇(創作)と発達段階と体験知に支えられた構成になっております。
演劇的手法でCommunication力を養います。シナリオつくりの過程で友だちとの対話(聴き合い)を経て合意形成能力を養います。シナリオはひな型を基にアレンジする学年もありますが、話のつじつまが合うようにつくりあげる聴き合いをします。自分と異なる考えや意見を受け入れながらも解決する体験を味わいます。
目の前の課題を協働して解決する力を養います。役になりきることで新たな自分の能力や特性を自ら導き出します。苦労しながら楽しんで取り組む子ども達です。
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