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  福岡海星女子学院高等学校 福岡海星女子学院附属小学校 福岡海星女子学院マリア幼稚園  

【小学校の校長室から】神の声 教頭 米倉信彦

○今年の九州北部地方の梅雨入りは昨年より20日以上早い5月28日でした。台風も発生しましたが、平年並みの雨量があるだろうという予報です。

○さて、「地の塩224号」にも書きました今から40年以上前の私が子どもの頃のお話の続きです。
 6年生になった私は、夏休みに父と一緒に広島県の西部にある三段峡を廻る2泊3日のサイクリングに出かけました。昼過ぎにたくさん汗をかいた私は、父と一緒に三段峡の近くの深い淵で汗を流すために泳ぐことにしました。山の中にある川の水は、プールと違い大変冷たく、とても気持ち良いものでした。淵の端には大きな岩が重なり岩の隙間から川下に大量の水が流れ落ちている場所がありました。泳ぎの得意だった私は、その隙間に足を入れて滑り落ちる準備をしていました。
 その時、心の中に『そこから滑り落ちるのは、危ないからやめなさい。』という声が聞こえたのです。私はすぐにその場所から離れ、水から上がりました。川の上から見ると、私が滑り落ちようとしていた場所は、大きな石がいくつも重なり、とても滑り下りたり泳いだりできる場所ではないことが分かりました。何十年も経ってから、あの時に聞こえてきた声が『神の声』だったのではないかと思うようになりました。保護者の皆様も、何か心の中に声が聞こえてきて、助けられたり教えられたりした経験はありませんか。

○5年生は、うきは市の農村で6月6日から8日までの間「農村宿泊体験」を行ってきました。うきは市にお住いの12世帯の方々のお家に2泊3日ほどホームステイをさせて頂き、そこで色々な活動を行います。今回は、初日に雨に降られて野外で行うジャガイモなどの「野菜収穫体験」ができませんでしたが、「森林セラピー体験」「バーベキュー」「そうめん流し」『陶芸体験」「ポプリ作り体験」「ハンモック体験」など普段の生活ではあまりできないようなことをたっぷり経験することができました。
2日目の夜には、蛍の乱舞も見ることができました。
 学校に帰校した5年生の子ども達の顔はとても充実し、満足した顔をしていました。きっとそれぞれの子ども達は3日間で新たな自分に出会い、各自の課題を少しずつでも克服してこれたのではないでしょうか。この貴重な経験が子ども達のさらなる自立の一歩となってくれることを願っています。
【子どもの感想】
(T児)  「農泊の中で一番楽しかったのは、森林セラピーでした。理由は、普段あまり見ることがない自然の姿をじっくりと観察し、カエルやイモリ、カニなどを見つけたり、植物を触ってみたりすることができたので、とても楽しかったです。」
(Y児)  「今回うきは市でお世話になった家族との出会いは、私の心の中にずっと残るものとなりました。出会った最初はとても緊張してドキドキしていました。でも、お話をたくさんしたり、一緒に過ごしたりしていたら、だんだんとうきは市の家族が本当の自分の家族のような気分になってきました。また、私が今までに体験したことがない面白い遊びを教えてくださったので、とても嬉しかったです。この3日間はとてもよい思い出になりました。」

 来年は現在の4年生がうきは市に行く番です。どうぞ楽しみにしていてください。