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  福岡海星女子学院高等学校 福岡海星女子学院附属小学校 福岡海星女子学院マリア幼稚園  

【小学校の校長室から】卒業式を前に 教頭 米倉信彦

○3月というのに、冷たい風が吹き、仕舞い込んだコートにまた袖を通す日があったり、気温が20度を超えて初夏を思わせるような日があったりと体調管理に気を使う日々が続いていました。体育館横のたぬきの駐車場では、「つくし」がたくさん生えています。
確実に春が近づいてきていることを実感いたします。
 明日14日は6年生修了式、そして3月15日(木)はいよいよ福岡海星女子学院附属小学校第45回卒業式です。卒業を前に、3月5日の朝礼後、縦割り班の1年生から5年生が今まで色々なことでお世話になった6年生に『寄せ書きプレート』を送りました。
その折りの在校生代表の5年松浦ひらりさんの挨拶を紹介します。

 『6年生のみなさん、たて割り班では、いつも色々お世話していただき、ありがとうございました。ハッピーランチタイムでは、みんなで楽しくお弁当が食べられるように、班を盛り上げてくださいました。また、みんなで鬼ごっこもしましたね。うれしかったです。歓迎遠足では、1年生の子と手をつないで優しくお世話したり、分からないことを色々教えてくださったりしてくださいました。6年生のみなさんがいると、私たち1~5年生までは安心して色々な活動ができました。本当にありがとうございました。これからは、みなさんがしてくださったように私たち5年生が小さい学年の人たちのお世話をしていきます。
 今から渡すプレゼントは、たて割り班のメッセージボードです。どうぞ、何かあった時は、これを見て、私たちのことを思い出してください。』

6年生が下級生のお世話をしっかりしており、みんなから慕われ、頼りにされてきたよいお兄さんお姉さんであったことがよく分かります。
 また、3月9日と12日に行われた卒業式の全校リハーサルでは、最上級生として儀式の参加の姿勢を下級生にしっかりと示してくれました。これらの姿を代々次の6年生が受け継いでいき、海星小学校の伝統が作られていきます。

○東日本大震災が起こって今年で7年目を迎えました。7年前の3月11日は、ちょうど6年生の『感謝のミサ』がカトリック老司教会で行われる日でした。ミサ後に、保護者の方が携帯電話を使ってしきりに連絡を取っていらっしゃいました。私たち職員は、教室に戻ってテレビをつけると、あの衝撃的な震災の映像が目に飛び込んできたのです。この大震災での犠牲者は15,000人以上、行方不明の方は2,539人、現在も73,000人の方が避難生活を余儀なくされています。海星小学校では、3月1日から全校でノベナ(9日間の祈り)を行いました。最後の日に祈られた文言は次の通りです。

 『東日本大震災から7年経ちました。東北では徐々に復興が進み、町も住まいも再建され、産業も再生の道を進んでいます。九州でも、2年前に熊本大地震、昨年は九州北部豪雨災害が起きましたが、多くの人々の善意と協力で復興してきています。神さまに感謝しましょう。これからも日本中の人々が、これらの災害と、苦しむ人々を忘れてしまうことなく共に復興に向かって前進し続けることができますように。』

 海星小学校の子ども達は、これからも昼食前のお祈りで、『東日本大震災・熊本地震を受けて祈りをともに』を唱え続け、この震災で被災された方々に寄り添っていきます。祈りは、神さまとの会話です。