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  福岡海星女子学院高等学校 福岡海星女子学院附属小学校 福岡海星女子学院マリア幼稚園  

【学校長より生徒へのメッセージ】平成29年6月21日(講堂朝礼)

平成29年6月21日(講堂朝礼) 

  『これらのわたしの兄弟,しかも最も小さな者の一人にしたのは,わたしにしたのである』(マタイ25章40節)
シリアの内戦が勃発して6年,シリア人口の半数以上が国外に脱出し,多くの人,とりわけ前途のある若者や子どもたちが命を落としています。1990年代には,日本のアニメ『キャプテン翼』が流行し,テレビの放映の時間には町から子どもの姿が消えたと言われます。東京外国語大学のウバンダさんもキャプテン翼にあこがれた一人で,キャプテン翼の真似をして転倒し,気絶したことがあるそうです。翼のひたむきに努力し,奮闘する姿が美しかったのでしょう。今は紛争のために,外で遊ぶことさえできないシリアの子どもたちのために,ウバンダさんは『キャプテン翼』の漫画を,アラビア語に翻訳し,子どもたちに届ける計画を立てています。この計画に賛同したのが紀伊國屋書店と集英社で,今,第6巻まで翻訳が終わっているそうです。難民キャンプでボールをける子どもたちは,漫画を見て始めは驚きましたが,大変喜びました。現実とはかけ離れた世界であっても,子どもにとってそれがどれほど大切か,わずかな時間でも紛争体験のひどい現実を忘れることができるのです。
 この活動が広がることを願い,聖書のみことばの具体的な例として紹介しました。自分にどんな貢献ができるかを考え,アクションを起こしてみてはいかがでしょうか。