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【小学校の校長室から】新たなスタートを ~38名の新1年生を迎えて~ 副校長  野口 美智子



「先生、ひらひらと桜の花が散るのがきれいですね」「散った桜の花がじゅうたんみたいです」、4月6日(水)平成28年度の始業式の朝、登校してきた低学年の女の子達が、芝生広場で朝のあいさつをしていた私に話しかけてきました。芝生広場一面に散った桜の花びらは、桜色のじゅうたんを敷き詰めたようで、その美しさは格別でしたし、そのことに気づいてくれる子ども達の感性に嬉しくなりました。ぜひ、学院キャンパスの111本の桜が満開だったときの様子を、子ども達にも見せてあげたかったなとあらためて思いました。

さて、4月9日(土)、うららかな春の日差しの中、海星女子学院附属小学校の第49回入学式を行いました。男子20名・女子18名計38名の新1年生を迎え、全校の子ども達がそろって平成28年度の新たなスタートを切ることができました。入学式の中で、新1年生一人ひとりの名前を呼びましたが、みんな元気よく「はいっ」と返事をすることができました。代表の男の子と女の子は、はっきりと大きな声で「ぼくたち、私たちは、神様の教えを大切にする海星の小学生になるよう一生懸命がんばることを誓います」という力強い誓いの言葉を述べてくれました。入学式後の記念写真の撮影でも、真新しい制服でちょっぴり誇らしげな表情の新1年生と、それを見守られている保護者の皆様の笑顔が本当に素晴らしく、記念写真の出来上がりが楽しみになりました。

4月11日(月)の全校朝礼では、新1年生から6年生までがそろって、お祈りをしたり、校長先生のお話を聞いたりしました。聖書のお話を聴いて書く「みことば作文」の中で、2年生の子が、「新1年生が入ってきたから、ぼくも2年生として、1年生のお世話をしなくてはいけないと思いました。1年生のお手本に一番近いのは、ついこの間まで1年生だったぼく達だからです」「教室も隣だし、いつでも分からないことをきいてください」など、1年生のお世話をきちんとしようという心構えをしっかりと書いていました。19日(火)3.4時間目には、1.2年生合同の生活科の授業で、2年生が海星小学校を案内します。「1年生が安全に楽しく学校生活を送れるようにしたい」「海星小学校のこんなよいところを教えてあげよう」など、聴き合い活動の中から、2年生なりの計画が立てられているようです。どんな学校案内になるか、2年生の活躍に期待したいと思います。

 また、本校では、さまざまな場面で1年生から6年生までの縦割りグループで活動をします。早速、16日(土)の身体測定から、縦割りグループで動きます。1年間、この縦割りグループでどんなことにチャレンジするのか、ワクワク、ドキドキします。早く名前を覚えて、みんな仲良くなってくれることを願っています。

 ところで、2016年2月11日に、アインシュタインが存在を予言していた重力波を、初めて観測することに成功したと、米大学を中心とする国際実験施設「LIGO」の研究チームが発表しました。アインシュタインが、1916年に一般相対性理論でその存在を予言してから100年後になります。重力波とは、「物体の重さが時間と空間にゆがみを作り、物体が運動したとき、そのゆがみがさざ波のように光速で伝わる現象」だそうですが、観測された重力波は今から13億年前のものだったそうです。説明を読んでも、まるで迷宮のようですが、とにかく、科学技術の進歩により、アインシュタインの仮説がやっと証明され、この発見により天文学や宇宙の誕生解明の新段階に入ると言われているそうです。あらためて、アインシュタインのすごさに驚かされます。そのアインシュタインが教育について、「自分で考え、自発的に行動して、問題を解決できるようにする人間を育てるのが教育の本来の姿である」と語っています。
 
 本校では、平成27年度より3カ年計画で、研究主題を「自ら考え学び行動する子どもの育成」とし、聴き合い活動を取り入れたアクティブラーニングにより、学びを深める授業の工夫に取り組んでいます。本年度も全員の研究授業により、より研究を深め、子ども達の姿として成果を出していきたいと考えています。
                  
 最後になりましたが、4月21日(木)は、本年度最初の参観・懇談・保護者会です。是非、新しい学年で頑張っている子どもの姿を見ていただくと共に、子ども達のよりよい成長のために、学校と家庭が一緒になって取り組んでいくことができるように、新しい担任の経営方針を聞いていただきますように、どうぞよろしくお願い致します。