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  福岡海星女子学院高等学校 福岡海星女子学院附属小学校 福岡海星女子学院マリア幼稚園  

【小学校の校長室から】冬休みを前に 副校長 野口 美智子

冬休みを前に       

 2学期の終業式まで後2日となりました。12月1日(火)には、ルルドのイルミネーションの点灯式があり、今年植えられた大きなもみの木の飾りも含めて、イルミネーションがともりました。残念ながら、小学生の子ども達がいる時間帯には見ることができませんが、夕方にはキャンパス内に光がともっていると思うと心が温かくなります。小学校では、1階・2階それぞれに大きなクリスマスツリー、マリア様前には厩飾り、愛校バザーのときにご寄付いただいたリースやろうそく飾り、掲示板には、子ども達一人ひとりが心を込めてつくった天使や羊、厩などを飾り、クリスマスを前に、みんなでイエス様にお捧げする心の準備をしてきました。
 12日(土)のクリスマス会では、5年生が、聖劇「よろこびのしらせ」を、各学年はそれぞれに決めた「心」や「祈り」をお捧げしました。1年生は「かんしゃするこころ・ゆるすこころ」、2年生は「やさしいことば・ほほえみ・ゆるすこと・人のためにいのること」、3年生は「やさしい心」、4年生は「心をこめてお祈りすること」、6年生は「私たちが、毎日イエス様の言葉に力づけられ、喜びと誠意を持って、神様の愛を毎日の生活の中で実行できますようにという祈り」をお捧げしました。みんなで歌う聖歌やキャンドルの光に、あらためて海星小学校ならではのすばらしさを感じました。イエス様のご誕生・クリスマスの訪れを、みんなで心から待ちたいと思います。

 さて、冬の訪れとともに、芝生広場の花達の様子も変わりました。初夏のころからびっくりするほど成長し、その力強い赤やオレンジの花の色でみんなに元気を与えてくれていたサンパチェンス(ツリフネソウ科の1年草)が、いよいよ先日の寒さに葉の色を変えてしまいました。説明には1株で株張り60cmくらいになると書かれていましたが、その倍くらいはあるかと思うくらいに成長していました。1年草なのでそろそろ限界なのでしょう。芝生広場だけでなく、ガイアの森の木々や草達もいよいよ冬支度のようです。

 ところで、12月2日(水)、東京ビックサイトで開幕した「国際ロボット展」では、人といっしょに働くロボットが相次いで登場したとニュースになっていました。イチゴを自動収穫できるロボット、花の飾りつけのできるロボット、ホテルのフロント係ができるロボットなど、その能力もすばらしいもののようです。研究者や企業が協力して作ったレオナルド・ダビンチのアンドロイドも登場し、来場者の注目を集めていたとか・・・。野村総合研究所の推計によると、10~20年後に、日本の労働人口の約49%の仕事が人工知能やロボットで代替可能になるそうです。その他にも、介護などさまざまな場面で活躍するロボットのことや、第28回東京国際映画祭で、人間とアンドロイドの共演による世界で初めての映画が上映されたことなど、ロボットの進化には驚かされます。こうなってくると、子どものころに、わくわくしながら見ていた鉄腕アトムなどの話も、ずいぶん現実味を帯びてきます。ちなみに、鉄腕アトムは1951年から雑誌に連載され、1963年からアニメが放映されたそうですから、今から65年前、手塚治虫の考えた世界はどうだったのか、機会があればもう一度見直してみたいと思っています。
 また、本校で今取り組んでいる Active Learningに関する本の中でも、次のようなことが述べられています。「今目の前にいる子ども達は、卒業後、40~50年、社会で仕事をします。そのときに生き残る仕事は何なのでしょうか。各種の調査では今ある仕事の半数以上は遠からずなくなると予想しています。では、子ども達が生活するためにはどんな能力が必要なのでしょうか。」と、子ども達が将来生きる社会を明確にイメージし、それに必要な能力をしっかりと身に付けさせなければならないというのです。
 本校では、平成27年度から、研究主題を「自ら考え学び行動する子どもの育成」、 副主題を~ 聴き合い活動とプログラム学習で一人ひとりの学びが深まる授業の工夫~として、研究に取り組んでいますが、本年度の研究授業では、各教科の基礎基本とActive Learningの関わり、Active Learningの学び方をどう取り入れていくかなどの視点も含め、研究を進めてきました。特に、
 ・他者理解…聴き合い活動
 ・自己理解…ポートフォリオによる自己評価
 ・相互理解…協働などのコミュニケーションデザイン
等、今までの研究の成果を活かしながら、Active Learningで、未来に生きる子ども達を育てていきたいと考えています。

 最後になりましたが、12月10日(木)に、1~3年生が、高等学校こども教育進学コース1年生30名による「影絵」を鑑賞しました。高校生達が美術の時間に作った「手作りの影絵」、作り手が目の前にいることの温かみやよさが感じられ、子ども達は大喜びでした。学院内の交流が盛んなのは本校の特色です。
 いよいよ、冬休みになります。クリスマス・年末年始のたくさんの思い出とともに、1月7日(木)の始業式で、みんなの笑顔に会えることを楽しみにしています。