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【小学校の校長室から】全国学力・学習状況調査結果から 副校長 野口 美智子

 2学期が始まって20日足らず、朝夕ずいぶんと涼しくなりました。芝生広場では、子ども達が世話をしていたゴーヤのグリーンカーテンを撤去し、秋の花を植える準備をしています。南運動場では、夏の日差しをいっぱいに浴びて3m30cmまで育ったジャンボヒマワリがすっかり枯れてしまいました。「海星の秋」は足早にやってきています。

 さて、文部科学省は8月25日(火)、小学6年生と中学3年生を対象として4月に実施した「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)の結果を公表しました。今回は、前回の国語・算数・質問紙調査に加えて、3年ぶりに理科が実施されました。
 本校の結果としては、国語A・算数A(基礎的・基的な知識・技能が身についているかどうかを見る問題)、国語B・算数B(基礎的・基本的な知識・技能を活用することができるかどうかを見る問題)、理科の全てで全国平均を上回っていました。
 ここでは、児童質問紙の結果から、特徴的なものをいくつかご紹介いたします。

○「普段(月~金曜日)、1日当たりどれくらいの時間、テレビやビデオ・DVDを見たり、聞いたりしますか(勉強のためする時間は除く)」の質問では、本校では「1時間より少ない」が最も多く50.0%。テレビなどを見る時間は全国平均よりかなり少ない。

○「普段(月~金曜日)、1日当たりどれくらいの時間、テレビゲーム(コンピューターゲーム・携帯式のゲームなどを含む)をしますか」の質問でも、本校では「1時間より少ない」が最も多く42.9%で、「全くしない」子も21・4%いる。ゲームをする時間も全国平均よりかなり少ない。

○「普段(月~金曜日)、1日当たりどれくらいの時間、携帯電話やスマートフォンで通話やメール、インターネットをしますか」の質問では、「30分より少ない」が最も多く57.1%で、保護者との連絡などに使用していることが考えられる。携帯電話やスマートフォンを持っていない子は全国平均41.8%だが、本校は持っている子が多い。

○「学校の授業時間以外に、普段(月~金曜日)、1日当たりどれくらいの時間、勉強をしますか(学習塾で勉強している時間や家庭教師に教わっている時間も含む)」の質問では、「3時間以上」が60.7%、「2時間以上」が25.0%と全国平均に比べ長時間勉強している。
 いずれも、予想される結果ではあったのですが、私達教職員が、今子ども達の置かれている現状をしっかり知って、一人ひとりに対応していく必要性を改めて感じました。
 また、各教科の質問の中で大変嬉しく感じたことが、いくつかありました。まず、算数の各質問に対して、肯定的な回答が全国平均に比べて非常に多かったことです。本校は過去3年間、算数の指導法を中心に研究をしてきたので、その取組の成果ではないかと思いますが、詳しくは分析を急ぎたいと思います。
 次に理科でも、「理科の授業では、理科室で観察や実験をどのくらい行いましたか」の質問に、89.3%が1番多い「週1回以上」(全国平均46.0%)と答えているのをはじめ、学力と関係するだろうと考えられる項目について、肯定的な回答が多かったことです。国語については、本年度から、3年計画で国語を中心に研究を進めていますので、より細かく結果を分析し、指導法の改善に役立てて行きたいと考えます。

 最後になりましたが、10日(木)には、6年生が、海星小学校のルーツを探る長崎・島原・熊本、2泊3日の修学旅行から元気に帰ってきました。事前の準備から熱心に取り組んでいた6年生は、この修学旅行で、一人ひとりが随分成長したように感じます。これからは、10月4日(日)のファミリースポーツデーに向けて、全校のみんなで取り組んで行きます。特に今年は、「福岡海星 第40号」でもお知らせいたしましたが、老司公民館で民謡を教えていらっしゃる有田洲峰先生にお願いして、「海星音頭」をリニューアルしています。新たに三味線の楽譜をおこす作業から演奏・録音までしていただいて、6月22日(月)には全校の子ども達に披露していただいています。海星ファミリーの皆さんとご一緒に、リニューアルした「海星音頭」で踊れることを大変楽しみにしています。また、それぞれの学年でも、さまざまな工夫をした種目を計画・練習しています。ぜひ、皆様おそろいで子ども達の応援にお出かけくださいませ。