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  福岡海星女子学院高等学校 福岡海星女子学院附属小学校 福岡海星女子学院マリア幼稚園  

【卒業生近況】夏休みを前に 副校長 野口 美智子

夏休みを前に


1学期の終業式まで、あと3日となりました。子ども達の楽しみにしている夏休みは目の前です。 

7月13日(月)の今学期最後の全校朝礼で、校長先生から、聖書のお話、「仲直り」(マタイ5章21-26)がありました。「1学期のまとめとして、頭や体だけでなく、心も整理をしましょう。1学期にけんかをしてまだ仲直りをしていない人は、夏休み前に言葉だけでなく、本当の仲直りをしましょう。」というお話でした。      
 
 子ども達は、みことば作文を書く中で、「ただ『ごめんね』というのではなく、ちゃんと自分の気持ちを伝え、相手の気持ちをしっかり聴いてから、『ごめんね』と言いいたいです。しっかり心を分かっている人でないとむずかしいからがんばりたいです」「ただ『ごめんね』『いいよ』と簡単に言うのではなく、心の奥底からいやな気持ちをなくすこと、心の中もさっぱりなれば本当の仲直りになるのではないかなと思います」「けんかは、自分のことばかり言うけど、海星小学校でやっている 『聴き合い活動』のように、友達の言ったことを受け入れる気持ちで聴くことが大切です」など、本当の仲直りについてそれぞれの学年なりに考えたようです。できれば全ての子どもが本当の仲直りをして、夏休みを迎えてほしいと思います。
 
 また、各学級では「海星っ子の一日の過ごし方」を書いて、1学期の生活を振り返っています。「がんばったこと、気をつけて努力したこと」など、自信を持って書くことができたでしょうか。4月のはじめにどのような目標を立て、どのように努力してきたか、担任が一人ひとりをどう励まし、認め、目標達成に導くことができたか、各学級で反省するとともに、学校全体でもしっかりと見直して行きたいと考えています。

 学校全体として1学期を振り返ってみると、子ども達(特に高学年)の主体的な動きが見え始めました。

 まずは、朝の「あいさつ運動」です。運営委員会と当番の縦割り班が、芝生広場で、挨拶運動のたすきをかけて登校してくる子ども達にあいさつを呼びかけています。1年生の子ども達も一緒になってあいさつ運動に取り組んでいて、意識の高まりを感じます。
 
 次に、校舎内外の環境に、子ども達の活動の成果が見え始めたことです。各学年と理科委員会・宗教委員会を中心に世話をしているグリーンカーテン(ゴーヤ)は、2階教室まで届き、次々と実をつけています。5本のジャンボヒマワリは、先日の強風にもかかわらず、3m50cmの支柱を追い越しそうな勢いで、伸びています。百葉箱の露場や「いつくしみのマリアさま」前の芝生も青々としっかり根付いたようです。日照条件だったり、肥料のやり方だったり、水のやり方だったり、植物の成長は条件によって違ってきますが、何よりも子ども達自身が、自ら意識して、継続的に世話をしてくれるようになってきたことが、大きいと思います。特に「芝生」は、理科委員会の子どもが毎日、毎日水をやり続けてくれたおかげで、青々とした芝生になることができました。自分の役割をしっかりと果たしてくれた姿にうれしくなりました。

 また、子ども達に人気のウーパールーパーやメダカなどを飼っている「生き物コーナー」に、最近小さなクマノミ達が仲間入りしました。子ども達は「ニモだ」「こっちはお友達かな」と、クマノミの泳ぐ様子に釘付けになっています。理科室横と3年生の教室では、20匹ものカブトムシが成虫になって立派な姿を見せています。これも、子ども達が毎日世話をし、観察をしてきた成果です。

 理科室横の掲示板には、「五感を使って育てる科学の目」「海星小学校のいきものたち」というコーナーがあり、理科の授業や理科の委員会活動の中で、子ども達が気づき、感じ、自ら働きかけた記録が掲示されています。「芝生は、昨日よりも緑が多くなりました。この調子で回復させ、枯らさないように水を多くあげたいと思います」「ヒマワリがこの数日でずいぶん大きくなっており、このままいけばとても大きなヒマワリになりそうです。大きなヒマワリを残して、周りのヒマワリを抜いたほうがいいと思います」などと書かれています。長い夏休みは教職員でしっかりと世話をし、2学期からまた、委員会の子ども達に引き継いでいきたいと思います。

 夏休みの予定について、子ども達と話していると、 「私はおばあちゃんのうちに行きます」「僕はいとこのうちです」「旅行に行きます」「習い事や塾です」など・・・。子ども達の夏休みの予定はびっしりのようです。一人ひとりが充実した夏休みを過ごし、8月27日(木)の始業式に、全員の元気な顔がそろうことを願っています。