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【小学校の校長室から】新たなスタートを~縦割りのよさを活かして~ 副校長 野口 美智子

新たなスタートを  ~縦割りのよさを活かして~


 学院キャンパスでは、111本の満開の桜がいつの間にか葉桜となり、ツツジのつぼみが、赤・白・ピンクとそれぞれの色をのぞかせ始めました。職員室からガイアの森を見てみますと、ここ何日かの雨でいっそう鮮やかになった緑が、さわやかな風に揺れて、まるで子ども達が遊びに来るのを待っているかのようです。目の前のキーウィのトンネルは、冬の間に剪定し、肥料をやっていたからでしょうか、生き生きと枝を伸ばし、つぼみをたくさんつけています。昨年は全校の子ども達とキーウィの実を収穫することができましたが、今年はもっとおいしいキーウィがたくさんなるのではないかと楽しみにしています。自然に恵まれた本学院の環境が、子ども達の豊かな心を育ててくれていることに感謝し、さらに一人ひとりをより豊かな心にしてくれる取組を進めなければと教職員の思いを新たにしています。

 さて、桜の雨の降る4月10日(金)、第48回入学式を行いました。男子21名・女子11名 計32名の新一年生を迎え、全校の子ども達がそろって平成27年度の新たなスタートを切ることができました。入学式の中で、新一年生一人ひとりの名前を呼びましたが、みんな元気よく「はいっ」と返事をすることができました。代表の男の子と女の子は、はっきりと大きな声で「僕たち、私たちは、神様の教えを大切にする海星の小学生になるよう一生懸命がんばることを誓います」という力強い誓いの言葉を述べてくれました。
 2年生から6年生の子ども達は、練習のときから「全員の心を一つにして、新一年生を迎えよう」とがんばっていましたが、入学式当日もお祝いの言葉や歌などに精いっぱいの心をこめて贈ることができていました。
 6年の学級通信には「『在校生全員があたたかい気持ちで新一年生を迎えることができるように、最上級生としてがんばる』という強い思いで取り組みました。写真撮影の後も、にこにこと話しかけてくる新一年生を見て、6年生はちょっとてれくさそうにしながらも大変嬉しそうでした。今回は、最上級生として最初の大きな行事でしたが、みんなのがんばりでとても素晴らしい入学式となりました」とありました。6年生が最上級生としての意識を持って入学式に臨んでくれたこと、2~5年生も、新たな気持ちでがんばろうとしていることを大変嬉しく思いました。
 1年生が登校し始めてまだ3日目ですが、朝は芝生広場で「おはようございます」「おはようございます」と上級生とあいさつを交わすことができています。兄弟関係も多いので、お兄さん・お姉さんと仲良く登校してきている子もいます。休み時間には、「どうしたの」などと、お兄さんやお姉さん達が優しく声をかけている場面を見ることもあります。少しずつ、海星小学校の一員としてのつながりができてきています。

 本校では、これまでも、掃除だったり、ハッピーランチタイム(縦割りグループでの昼食会)だったり、身体測定だったり、縦割りで遊ぶ時間だったりと、縦割りグループを活用してきました。卒業のときには、縦割りグループで手作りのプレゼントを交換し合ったりもしていました。1年間の活動の中で、子ども達同士に育まれていくものは、高学年にとっても、低学年にとっても、とても大きいものがありました。たとえ小さなトラブルがあったとしても、それを解決していく過程で子ども達自身が学び、温かな心のつながりを感じることができていたのです。
 そこで、今年度はこの縦割りグループのよさを活かして、もっとさまざまな機会に縦割りグループでの活動を取り入れていこうと考えています。全学年での縦割りだけでなく、6年生と1年生の組み合わせでできることもあると思われます。子ども達にとってさらに「楽しい学校」になることを願い、実態を見ながら、早め早めに教職員間の打ち合わせを十分に取り、チャレンジする気持ちで取り組みたいと思います。
                     
 4月24日(金)は、本年度最初の参観・懇談・保護者会です。是非、新しい学年で頑張っている子どもの姿を見ていただくと共に、子ども達のよりよい成長のために、学校と家庭が一緒になって取り組んでいくことができるように、新しい担任の経営方針を聞いていただきますようにお願い致します。