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【小学校の校長室から】夏休みを前に  副校長 野口 美智子

夏休みを前に
        

 沖縄では特別警報も出た台風8号への対応で、海星小学校でも10日(木)を臨時休校、9日(水)~11日(金)に予定していた4・6年生のサマーキャンプは中止としておりましたが、台風8号は、10日 鹿児島県に上陸し九州を横断した後、和歌山県に再上陸して日本列島に沿って東に進むというコースをとりました。福岡では大きな天候の崩れもなく一安心というところでしたが、今回の台風でも各地で大きな被害がありました。
 九州北部豪雨から11日で2年、今年の農村宿泊体験学習でもお世話になったうきは市姫治地区に今も残る豪雨の爪跡を見ていたからでしょうか、改めて自然の恐ろしさを感じました。本校では台風に備え、1年生の育てている「アサガオ」をはじめ飛びそうなものはすべて屋内に避難させていたのですが、グリーンカーテンやグリーントンネルまでは屋内というわけにはいかず、屋上近くまで伸びたゴ―ヤや、ずいぶん大きくなってきたキウイフルーツには何とか台風の被害が少ないようにと祈るような気持ちでした。
 11日(金)、登校してきた子ども達は、朝の元気な挨拶のあと、「台風の影響があまりなくてよかった」「ゴーヤの花がたくさん咲いていますね」「あそこにゴーヤの実がなっています」等と、いつも以上に友だち同士で話したり、私に話しかけてきたりしました。「台風」が子ども達の植物への関心を高めたのでしょう。1年生も廊下に避難させていたアサガオを早速もとの場所に戻していました。1年生の子ども達は、朝登校するとすぐにアサガオの花の数を数えて「僕は今日5つ咲いていたよ」「私は6つも…」「色水を作ろう」等と楽しそうに話しています。毎日何輪もの花を咲かせるアサガオは、1年生にとって「宝物」のようです。
 また、4・6年生の子ども達は、サマーキャンプに向けて6月から一緒に準備を重ねていましたので、中止を大変残念がっていましたが、9日(水)1・2時間目に、4・6年生合同の英語活動を行いました。  サマーキャンプのために準備した英語の歌(4年生はドレミの歌、6年生はトップ オブ ザ ワールド)の合唱や英語での自己紹介、英語を使ったゲーム等、練習の成果を十分発揮することができました。特にはじめと終わりの挨拶や司会の言葉等、流暢な英語で話すことができて、先生方からも「しっかりと練習し、がんばっていました」との声がありました。サマーキャンプに行けなかったことは大変残念だったのですが、「6年生が優しく教えてくれたのがうれしかったです」「分からないところを6年生に質問できてよかったです」「とてもたのしかったです」等、準備していたことが発表でき、2つの学年の交流ができました。

 さて、14日(月)は、1学期最後の全校朝礼でした。本校では、全校朝礼の中で「善行者の発表」を行っています。14日は、いつも以上に発表したい人の手が次々に挙がりました。「私が困った時に、優しい言葉をかけてくれました」「僕が失敗した時に、励ましてくれました」「サッカーがうまくいったときに褒めてくれました」等、お友だちや上級生に言われて嬉しかったこと、してもらって嬉しかったことの発表が次々とありました。1学期最後の全校朝礼でこんなに多くの子ども達が、お友だちの「よさ」を見つけ発表できたことに嬉しくなりました。「僕は、7つ取れたミニトマトのうち、6つを1年生にあげました」これは、2年生の男の子の発表です。一生懸命お世話をしたミニトマトを1年生の子にあげたのです。微笑ましくなりました。「挨拶運動で、5年生の人たちがいつもよい挨拶をしてくれています」これは、運営委員会の6年生の男の子の発表です。「挨拶運動を推進して、学校中を元気な挨拶でいっぱいにしたい」という運営委員会ならではの発表です。このように、海星小学校の子ども達みんなが、温かな前向きの気持ちで夏休みを迎えることができたらと願っています。

 ところで、11日、2016年のユネスコの世界文化遺産の候補として、国内から「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」を推薦することが内定したとの報道がありました。本校の6年生は、修学旅行で「海星小学校のルーツを探る旅」として、長崎・島原・熊本を訪れます。すでに、宗教の時間に事前の準備を進めています。子どもたちの関心もより高まってくれるのではないかと期待しています。
 最後になりましたが、子ども達一人ひとりが、充実した夏休みを過ごし、8月27日(水)の始業式に、元気な顔で全員そろうことを願っています。