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  福岡海星女子学院高等学校 福岡海星女子学院附属小学校 福岡海星女子学院マリア幼稚園  

【小学校の校長室から】平成25年7月12日 副校長 野口 美智子

 夏の訪れとともに

 梅雨明けとともに、夏の青空が広がっています。10日(水)も日本列島は高気圧に覆われ、九州・山口でも5県12地点で35度以上を観測したとのことでした。福岡県内でも、熱中症で校外見学の児童32人が福岡市などの病院に搬送されたとのニュースが流れました。海星小学校の子ども達には以前から、外に出る時には必ず帽子をかぶること、こまめに水分を補給すること、顔を洗ったり手を洗ったりして体を冷やすことなどを指導していましたが、全職員で再度徹底を図っています。1学期の終業式までは1週間ですが、これからいよいよ夏本番になります。熱中症にならないように、自分でも気をつけることができる子どもになって欲しいと思います。

 さて、7月3日〔水〕〰5日〔金〕までの2泊3日、「海の中道青少年海の家」でのサマーキャンプに行ってきました。今年は4・5・6年生です。
 本校では、1年生から週に2時間、担任教師と英語専科ネイティブ講師3人によるきめ細かな英語の授業を実施し、6年間で、「英語を使い、進んでコミュニケーションを図ろうとする子ども」を目指しています。この4・5・6年のサマーキャンプは、これまでの学習を活かし、実際にコミュニケーションを図ろうとする体験の場になります。各班に一人ずつAC(アメリカの大学生)がつき、共に活動しながら、学校で練習した英語を思い切って使ってみたり、違う文化を知ったりする体験をしました。今年はあいにくの雨で、活動の内容を変更せざるをえませんでしたが、23人のACと共に、自己紹介をしたり、室内ゲームをしたり、野外調理でカレーを作ったりしました。子ども達は初めのうちはなんとなく恥ずかしそうにしていましたが、そのうちに思い切って自分からACに話しかけ、コミュニケーションを取ろうとしている姿をたくさん見ることができました。本校では「サマーキャンプの約束」として
・Smile!
・Challenge!
・Ⅰndependent!
・Be nice to others!
の4つを挙げていますが、ACとの触れ合いの中で自然と約束を守ろうとしている姿を見ることができ、大変有意義なキャンプになりました。

 また、7月16日(火)には、日中韓友好児童絵画展入賞者の学校訪問があります。中華人民共和国からは18名(子ども12名・大人6名)、大韓民国からは6名(子ども5名・大人1名)計24名の訪問団になる予定です。学院講堂で行う国際交流集会の中で、訪問団からは自己紹介とパフォーマンス、本校からは、低・中・高学年で、歓迎の出し物を計画しています。その後、4・5・6年生の教室に別れて、本校の子ども達と一緒にお弁当を食べます。通訳の方も来られるので、双方の子ども達からいろいろと質問がでるといいなと思っています。日中韓の和やかな交流が、各教室で行われることを願っています。

 初等教育資料(7月号)の巻頭言で、公益財団法人 国際文化会館理事長 明石 康 氏が、グローバル人材に求められるものとして、「何よりも自分にとっては未知の文化を知ろうとする意欲、チャレンジしてみようという気持ちが一番大事だと思います。それからお互いの違う文化は同じくらい大事で、世界が多様なものであることをよく知ること。これが2番目に大事で、最後に言葉だと思います。」と述べています。約40年間、国連で仕事をして来られた明石氏ならではの言葉の重みを感じます。アメリカ合衆国・中華人民共和国・大韓民国等、小学生のこの時期に未知の文化を体験したことが、「もっとたくさんのことを知りたい」「もっとチャレンジしてみよう」等、子ども達にとって夢や希望へのきっかけの一つになることを願っています。

 校舎南側のグリーンカーテン(ゴ―ヤ)は、濃い緑の枝や葉をグングン伸ばし、本格的な夏の訪れを待ちかねているかのようです。理科委員会の子ども達が毎日水をやってくれているからでしょうか、昨年よりもずっと成長が早いようです。子ども達と共に、私たちもゴ―ヤに負けずに、元気に夏を迎えたいと思います。保護者の皆様もどうぞお元気でお過ごしください。