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  福岡海星女子学院高等学校 福岡海星女子学院附属小学校 福岡海星女子学院マリア幼稚園  

【小学校の校長室から】第3号  平成20年5月8日  校長 入江純子

美しい聖母月
 若葉のみどりが優しく輝いています。子どもたちの朝のあいさつも笑顔とともに元気にかえってきます。一日の始まりです。グランドでボールを蹴る子ども。鬼ごっこに駆け回る子ども。いずれも大地をしっかりと蹴っています。「立派な足をいただいて、うれしいね」との声かけに、もっと力強く飛び跳ねます。
 マリア様は、大天使ガブリエルから声をかけられました。「おめでとう。恵まれた方。主はあなたとともにおられます。」「あなたは身ごもって男の子を生むでしょう。その子は偉大な人になり、いと高き方の子といわれます」マリア様は大変驚いて「どうしてそのようなことがありえましょうか」と問います。天使は「神におできにならないことは何一つありません」と。そこでマリア様は「私は主のはしためです。おことば通りにこの身になりますように」と受け入れます。これは「お告げ」の場面といわれ、美しい音楽、絵画、彫刻に表現されています。
 なぜ美しいのでしょうか。ヨゼフといいなずけであったマリア様が自分の想い、夢、計画などすべてを置いて天使が告げた通りに私がそのようになりますようにと、すべてを創り主である主の手にゆだねます。生涯、主とともにあり、応えることの深い喜びに生きることを選ばれたマリア様は自分の時間、可能性、考えを削って委託しました。愛するとは自分の大切なものを削って与えていくことなのでしょうか。
大地を蹴って駆けている海星っ子たちがいつの日か、家族の方に、友達に削られて今在ることに気づき、他者のために削ることができるようマリア様に祈っていきたいと思っています。