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【小学校の校長室から】平成24年10月15日 副校長 野口 美智子

 ニュージーランドからの風
          

10月8日(月)、今年のノーベル医学生理学賞が、京都大の山中伸弥教授らに送られるとの嬉しいニュースが流れました。その後の報道で、iPS細胞の可能性に改めて大きな期待を持った人も多かったと思います。同じ日、今季限りで引退するプロ野球ソフトバンクホークス小久保裕紀選手の地元最終戦・引退セレモニーが、約3万9千人の観客で埋まったヤフードームでありました。何の関係もないような2つのニュースですが、私は、インタビューなどで、このお二人が共通してお母さんへの想いを語られていることに大変感動しました。
                                   

                                   
さて、海星小学校では、10月4日(木)から10月8日(月)まで、NZベルモント・インターメディエットスクールからの訪問団を迎えました。ベルモント校は、オークランド・ノースショア市内にある全校学年2学年(11-13才)で、生徒数520名程度の学校です。訪問団は、生徒24名・引率教師3名(四国での英語教師の経験があるアンジェラ先生を含む。) 計27名です。そのうち12名は、7月24日から31日まで本校がニュージーランドを訪問した際、ホームステイでお世話になった生徒です。海星小学校の訪問団は5・6年生12名、引率教師2名でしたが、ニュージーランドの豊かな自然と独特の文化、そのことを誇りに思う国民性、広々とした学校敷地の中で伸び伸びと生活するベルモント校の生徒達、ホームステイ先の家族の心配りなどに触れ、言葉の壁を越えて伝わるものがあると感じました。もちろん、英語でコミュニケーションが取れるようになったらどんなにいいだろうということも改めて感じさせられました。今回の訪問団を迎えるにあたって、ホームステイを引き受けていただいた方をはじめご協力いただいた方々、本当にありがとうございました。                                  
 
本校に関係ある今回の日程は次の通りでした。         
10月4日(木)…ホームステイ開始の日
対面式でホストファミリーとのペア発表   
10月5日(金)・・・学校交流1日目
全校児童による歓迎集会・剣道や書道体験など
10月6日(土)・・・学校交流2日目
   日本文化体験・修了証書授与
10月7日(日)・・・ホストファミリーと過ごす日
10月8日(月)・・・学校集合でお見送り
      
 短い期間ではありましたが、言葉はうまく通じないながらも、身振り手振りや表情の助けを借りながら、本校の子ども達とベルモント校の生徒たちの交流が様々な場面で見られました。
学校交流1日目の全校児童による歓迎集会では、ベルモント校の生徒による日本語の自己紹介(ベルモント校では、アンジェラ先生による日本語指導のための教室がありました。)があり、一生懸命に伝えようとしてくれる姿になんだか嬉しくなりました。髪の色や目の色もさまざまな生徒たちが、男女心を合わせて、楽しそうにマオリ伝統の踊りやフォークダンスを披露してくれました。自分たちとは違う文化を持つ国のことを肌で感じる良い機会になったと思います。本校1・2年生は、昔からある日本の歌や遊びを披露しました。「さくらさくら」「かごめかごめ」「おちゃらかほい」「あんたがたどこさ」と続き、「なべなべそこぬけ」をベルモント校の生徒達と一緒に楽しみました。体の大きな生徒たちが1・2年生に合わせて腰をかがめながらやってくれて微笑ましい場面になりました。最後に英語で「スモールワールド」を合唱しました。3・4年生は英語体操、5・6年生は「赤とんぼ」の歌と「もののけ姫」のリコーダー演奏でした。日本らしいものと英語で分かりやすいものを組み合わせて、両校の交流がより有意義に行われたのではないかと思います。その後、各学級に入ったベルモント校の生徒たちは、書道や剣道を体験しました。
 学校交流2日目には、保護者後援会の方々のご協力により、浴衣の着付け体験をしました。どの子もとびきりの笑顔で記念写真に収まっていました。その後、海星女子学院高等学校茶道部のご協力で茶道を体験してもらいました。お茶の味はどうだったでしょうか。
 たくさんの思い出を胸に、お見送りをした朝、いつまでも名残惜しそうに手を振っている両校の生徒・子どもの姿に国際交流の意義を感じました。各ファミリーでも交流の絆が続くことを願っています。