【卒業生近況】最近の子どものこと 校長 山田 耕司
最近の子どものこと
教育学者 児島 邦宏先生のお話を聞く機会がありました。多くの示唆があります。ご紹介しましょう。
○ 子どもの生活や体験の変化によって、学校教育の土台が崩れつつあります。教師が懸命に授業改善に取り組むだけでは子どもに力をつけることが十分でない現象が最近目につきます。文科省が毎年6年生を対象に学力調査と共に学習状況調査を行っています。これらの調査結果から「生活の問題と学力との相関関係」が高いことが数字として見えてきました。その中で、「学習習慣の形成」が大きな問題になっています。
○ まずは「学力と朝食の関係」です。
朝食を毎日きちんと食べる子どもは学力が高いということで、文科省や教育委員会は、「早寝早起き朝ごはん」というキャンペーンを行っています。この単純なことが、家庭の種々の理由で崩れてきてしまっているのです。首都圏でも、9時に寝た子どもと9時過ぎに寝た子どもには学力差があります。S県では、主食・主菜・副菜・乳製品を取っている子どもの1教科の平均点は76.6で、朝食を食べない子どもの平均点は61.7で、15点の差が生じました。主食だけの子どもは食べない子どもとあまり差はないのですが、パンにバターを塗ると70.4になり、バター・チーズ・ヨーグルト等の乳製品が大きな影響を与えていることも分かりました。
○ 次に「学力と生活習慣の関係」です。
学校から帰宅して、明日の持ち物を確認して遊んだり趣味に勤しんだりすることが大事です。親と子で学校の出来事を話すか話さないかで、学力に大きな違いがあります。また、地域の人との関わりで「先生や家族以外の人で、よく話をする人を何人か浮かべることができますか」の質問に、5人以上思い浮かべることができる子どもと、全然できない子どもとの間には、かなりの学力差が出てきました。学校の中でもグループ学習を好み、話し合いながら活動をする子どもは学力が高いことが数字にも出てきました。
○ 次は「学力と体験の関係」です。
現行の学習指導要領の目玉の一つは、「体験重視」です。このことは、昭和52年からずっと言われ続けてきたことです。「体験」とは、現実の世界や生活の世界に身体全体を使って実際に関わっていくことです。「体験」によって外界の事物や事象を学び取っていく学習を「体験学習」と言います。子どもの大好きな「遊び」は、そのよい例です。身体全体で「遊ぶ」「学ぶ」とは、「見る」「聴く・聞く」「味わう」「嗅ぐ」「触る」等五感を通して楽しむことです。
「体験」の中でも「直接体験」がより尊いのです。間接体験・バーチャル体験は大変豊かな最近の子どもたちです。それに比して、直接体験の機会が失われています。直接体験が失われたため、学校では授業がやりにくくなりました。
○ 最後は「直接体験の喪失」との関係です。
東京オリンピックの成功と共に、日本の経済成長に拍車がかかりました。その昭和40年代初頭から少子化が始まり子ども部屋ができるようになりました。自分の部屋で一日中生活できる条件が整ってきました。友だちが少なくなり友だちの代わりをしてくれる一人遊びの玩具が充実してきました。また、建物が群立し空き地がなくなり、遊び場もなくなりました。家の外で、友だちと群れて、汗をいっぱいかいて、大声を張り上げて遊ぶことがなくなりました。
「チョウチョの足は何本ありますか」の問いに、実物を手に取って見たことがないのですから、教科書や図鑑を見て、6本と暗記するのです。与えられた知識や情報を丸暗記するのです。教師を目指す大学生に「トンボの絵を、下から見た絵を描きなさい」という問題を出しました。描けませんでした。自分で見たことも触ったこともないのですから。 (以下略)
○ 子どもが子どもらしく人間らしく「自分に与られた生を生き切る」ために、学力を醸成すること伸ばすことは大切です。「学習習慣の形成」のための環境が整えられることが大切です。ご家庭でも、学校でも。この子にとってよりよい環境とはなんでしょう。
教育学者 児島 邦宏先生のお話を聞く機会がありました。多くの示唆があります。ご紹介しましょう。
○ 子どもの生活や体験の変化によって、学校教育の土台が崩れつつあります。教師が懸命に授業改善に取り組むだけでは子どもに力をつけることが十分でない現象が最近目につきます。文科省が毎年6年生を対象に学力調査と共に学習状況調査を行っています。これらの調査結果から「生活の問題と学力との相関関係」が高いことが数字として見えてきました。その中で、「学習習慣の形成」が大きな問題になっています。
○ まずは「学力と朝食の関係」です。
朝食を毎日きちんと食べる子どもは学力が高いということで、文科省や教育委員会は、「早寝早起き朝ごはん」というキャンペーンを行っています。この単純なことが、家庭の種々の理由で崩れてきてしまっているのです。首都圏でも、9時に寝た子どもと9時過ぎに寝た子どもには学力差があります。S県では、主食・主菜・副菜・乳製品を取っている子どもの1教科の平均点は76.6で、朝食を食べない子どもの平均点は61.7で、15点の差が生じました。主食だけの子どもは食べない子どもとあまり差はないのですが、パンにバターを塗ると70.4になり、バター・チーズ・ヨーグルト等の乳製品が大きな影響を与えていることも分かりました。
○ 次に「学力と生活習慣の関係」です。
学校から帰宅して、明日の持ち物を確認して遊んだり趣味に勤しんだりすることが大事です。親と子で学校の出来事を話すか話さないかで、学力に大きな違いがあります。また、地域の人との関わりで「先生や家族以外の人で、よく話をする人を何人か浮かべることができますか」の質問に、5人以上思い浮かべることができる子どもと、全然できない子どもとの間には、かなりの学力差が出てきました。学校の中でもグループ学習を好み、話し合いながら活動をする子どもは学力が高いことが数字にも出てきました。
○ 次は「学力と体験の関係」です。
現行の学習指導要領の目玉の一つは、「体験重視」です。このことは、昭和52年からずっと言われ続けてきたことです。「体験」とは、現実の世界や生活の世界に身体全体を使って実際に関わっていくことです。「体験」によって外界の事物や事象を学び取っていく学習を「体験学習」と言います。子どもの大好きな「遊び」は、そのよい例です。身体全体で「遊ぶ」「学ぶ」とは、「見る」「聴く・聞く」「味わう」「嗅ぐ」「触る」等五感を通して楽しむことです。
「体験」の中でも「直接体験」がより尊いのです。間接体験・バーチャル体験は大変豊かな最近の子どもたちです。それに比して、直接体験の機会が失われています。直接体験が失われたため、学校では授業がやりにくくなりました。
○ 最後は「直接体験の喪失」との関係です。
東京オリンピックの成功と共に、日本の経済成長に拍車がかかりました。その昭和40年代初頭から少子化が始まり子ども部屋ができるようになりました。自分の部屋で一日中生活できる条件が整ってきました。友だちが少なくなり友だちの代わりをしてくれる一人遊びの玩具が充実してきました。また、建物が群立し空き地がなくなり、遊び場もなくなりました。家の外で、友だちと群れて、汗をいっぱいかいて、大声を張り上げて遊ぶことがなくなりました。
「チョウチョの足は何本ありますか」の問いに、実物を手に取って見たことがないのですから、教科書や図鑑を見て、6本と暗記するのです。与えられた知識や情報を丸暗記するのです。教師を目指す大学生に「トンボの絵を、下から見た絵を描きなさい」という問題を出しました。描けませんでした。自分で見たことも触ったこともないのですから。 (以下略)
○ 子どもが子どもらしく人間らしく「自分に与られた生を生き切る」ために、学力を醸成すること伸ばすことは大切です。「学習習慣の形成」のための環境が整えられることが大切です。ご家庭でも、学校でも。この子にとってよりよい環境とはなんでしょう。
【卒業生近況】〔5年生〕図工 糸のこスイスイ
〔5年生〕
今日の5,6校時は、図工でした。
糸のこを使って自分がデザインした板を
上手に切っていました。
細かい作業をもくもくとがんばっていました。
今日の5,6校時は、図工でした。
糸のこを使って自分がデザインした板を
上手に切っていました。
細かい作業をもくもくとがんばっていました。
【卒業生近況】卒業生 西日本新聞コラム『春秋』に掲載
卒業生 西日本新聞コラム『春秋』に掲載
5.15の西日本新聞のコラム欄「春秋」に
卒業生の相良さんのことが掲載されました。
小学生から吃音を意識し消極的だった。
高校時代にキャンプに参加し「あなたのままでいい」と
言われたことをきっかけに少しずつ明るさを取り戻した。
進学先の授業で悩みを持つ人が強く生きていることを知り
クラスメイトの前で、自分の全てを語った。
吃音を個性だと思って学生生活を送りたい。
将来は、福祉施設で働くことを希望している。
(内容抜粋)
新聞に掲載されることを知らせにきてくれた相良さんは
「小学生のときから、吃音について悩んでいたので
いつかみんなに知ってもらいという気持ちを持っていました。
今回、勇気を出して語ることができてうれしい。」と
立派な姿を見せてくれました。

△後輩からの信頼も厚い相良さん

△元担任の先生と一緒に
5.15の西日本新聞のコラム欄「春秋」に
卒業生の相良さんのことが掲載されました。
小学生から吃音を意識し消極的だった。
高校時代にキャンプに参加し「あなたのままでいい」と
言われたことをきっかけに少しずつ明るさを取り戻した。
進学先の授業で悩みを持つ人が強く生きていることを知り
クラスメイトの前で、自分の全てを語った。
吃音を個性だと思って学生生活を送りたい。
将来は、福祉施設で働くことを希望している。
(内容抜粋)
新聞に掲載されることを知らせにきてくれた相良さんは
「小学生のときから、吃音について悩んでいたので
いつかみんなに知ってもらいという気持ちを持っていました。
今回、勇気を出して語ることができてうれしい。」と
立派な姿を見せてくれました。

△後輩からの信頼も厚い相良さん

△元担任の先生と一緒に
【卒業生近況】5,6年生水泳教室最終日
〔5年生〕
今日は、3日間行われた水泳教室の最終日です。
着衣泳と泳力テストが行われました。
長袖、長ズボンのジャージを着て泳ぐと
とても泳ぎにくいことがわかりました。
また、川や池に落ちたときどうするかなども
学ぶことができました。
泳力テストでは、昨年より記録を伸ばした子
ばかりで、みんな喜んでいました。
今日は、3日間行われた水泳教室の最終日です。
着衣泳と泳力テストが行われました。
長袖、長ズボンのジャージを着て泳ぐと
とても泳ぎにくいことがわかりました。
また、川や池に落ちたときどうするかなども
学ぶことができました。
泳力テストでは、昨年より記録を伸ばした子
ばかりで、みんな喜んでいました。
【卒業生近況】2A留学報告(オーストラリアのYさんより)
I’m really enjoying my life in Australia. My school has 1200 students and I’m learning lots of things from teachers and friends. I've joined some events like cross-country.
(オーストラリアの生活は本当に楽しいです。私の学校は1200人の生徒がおり、先生や友達から学ぶことも多いです。クロスカントリーなどのスポーツイベントにも参加しました。)

△クラスメイトと私(右から3番目)
My aboriginal friend taught me how to draw aboriginal dot paintings. It was a little bit hard for me to drew a lot of dots, but it was fun!! Each of the pictures has different meanings. The aboriginal flag also has meanings; black symbolises Aboriginal people and yellow represents the sun, the constant renewer of life. Red depicts the earth and also represents ochre, which is used by Aboriginal people in ceremonies. I like Japanese-style paintings and Aboriginal dot paintings. They look very different and have a good point each other.
(アボリジニの友達から、伝統的なドットペイントのやり方を教わりました。多くのドット(点)を描くのは少し大変でしたが、とても面白かったです。また、アボリジニの旗には意味があり、黒はアボリジニの人々、黄色は太陽と絶え間ない新しい命の誕生、赤は大地と儀式で使われる黄土を表しています。日本人の書く絵とはだいぶ異なりますが、どちらも良いところがあると思います。)

△I drew this!!The upper right is The Torres Strait Islander flag and the lower left is Aboriginal flag.
(私が作ったアボリジナルアート。右上はトレス海峡諸島民の旗、左下がアボリジニの旗です。)
(オーストラリアの生活は本当に楽しいです。私の学校は1200人の生徒がおり、先生や友達から学ぶことも多いです。クロスカントリーなどのスポーツイベントにも参加しました。)

△クラスメイトと私(右から3番目)
My aboriginal friend taught me how to draw aboriginal dot paintings. It was a little bit hard for me to drew a lot of dots, but it was fun!! Each of the pictures has different meanings. The aboriginal flag also has meanings; black symbolises Aboriginal people and yellow represents the sun, the constant renewer of life. Red depicts the earth and also represents ochre, which is used by Aboriginal people in ceremonies. I like Japanese-style paintings and Aboriginal dot paintings. They look very different and have a good point each other.
(アボリジニの友達から、伝統的なドットペイントのやり方を教わりました。多くのドット(点)を描くのは少し大変でしたが、とても面白かったです。また、アボリジニの旗には意味があり、黒はアボリジニの人々、黄色は太陽と絶え間ない新しい命の誕生、赤は大地と儀式で使われる黄土を表しています。日本人の書く絵とはだいぶ異なりますが、どちらも良いところがあると思います。)

△I drew this!!The upper right is The Torres Strait Islander flag and the lower left is Aboriginal flag.
(私が作ったアボリジナルアート。右上はトレス海峡諸島民の旗、左下がアボリジニの旗です。)
【卒業生近況】水泳教室がありました。
〔5年生〕
今日の1~3校時は、水泳教室が行われました。
それぞれの泳力に合わせてグループをつくり
様々な泳ぎ方の練習を行いました。
久しぶりのプールなので、子どもたちは
大喜びでした。
午後の算数の授業では、1立法センチメートルの
ブロック 1000個で、1000立方センチメートルの
立方体を作りました。グループで知恵を出し合い
協力して作りました。
今日の1~3校時は、水泳教室が行われました。
それぞれの泳力に合わせてグループをつくり
様々な泳ぎ方の練習を行いました。
久しぶりのプールなので、子どもたちは
大喜びでした。
午後の算数の授業では、1立法センチメートルの
ブロック 1000個で、1000立方センチメートルの
立方体を作りました。グループで知恵を出し合い
協力して作りました。
【卒業生近況】心をつなげて~副校長 野口 美智子
「心 を つ な げ て」
副校長 野口 美智子
海星小学校の朝は、「おはようございます」「おはようございます」という、明るく元気な子ども達の声で始まります。7時45分から8時までと短い時間ではありますが、多くの子ども達があいさつ運動に参加してくれています。登校してくる子ども達も、自ら進んであいさつをする子どもが増えています。本校は、これまでも「あいさつ」の大切さを子ども達に指導し、あいさつ運動に取り組んできました。昨年度は、委員会ごとに当番を決めていました。今年度は、さらに取組を進め、「子ども達があいさつに対する意識をきちんと持ち、一年間、自ら進んであいさつに取り組んでいけるようにしよう」と、学年ごとに担当を決め、あいさつ運動に取り組むこととしました。担当教師が見守る中、運営委員会の当番の子どもと、担当学年の子ども達が、児童玄関に並んであいさつ運動に取り組んでいます。本校では、あいさつのポイントとして、「笑顔で、明るい声で、相手の目を見て」と指導しています。
「あいさつは一幕の演劇のようなものです。セリフや表情、そして動作、これらの相乗作用がそこに込められた気持ちをより強く伝えてくれます。『おはようございます』と会釈をする。 『おはよう!』といって手を振る。いずれも動作が加わることで、相手への敬意や好意が強調されます。目上の人にはていねいな言葉とていねいな動作で、友達には親しみのある言葉と、のびのびとした動作で。このように、さまざまなあいさつを使い分けられるようにしましょう。」(野口 芳宏 著、教室で教える小学生の作法より )とあるように、「あいさつ」といっても、さまざまな段階がありそうです。学年ごとに担当をまわすことにより、一人ひとりの子どもがあいさつの大切さに改めて気づき、「あいさつ名人」いっぱいの学校になってくれることを願っています。
さて、4月25日、マグニチュード7.8の大地震がネパールを襲いました。周辺国を含めると、死者の数が8000人を超え、家屋約28万軒が全壊するなど被害は甚大のようです。ユニセフによると、100万人近い子どもが教室を失い、15日からとされる授業再開も被害のひどい地域では難しそうだとの報道もありました。日本からも、政府の国際救急援助隊や各NGOなどが入り、活動を続けているとのことです。そんな中でも子ども達が、レンズを向けると「ナマステ(こんには)」と微笑んだり、「ウェルカム」と声をかけたりしてくれたとの報道もありました。一言のあいさつが、心をつなぐのだと感じます。
今回の地震で、「ネパールに輝く」という、私が教師になって間もないころ、高学年の国語の教科書に載っていた話を改めて思い出しました。結核やマラリアが蔓延するネパールの無医村で医療奉仕活動を続けた医師の話で、日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)から派遣された岩村昇博士のことだったのではないかと思います。ご夫妻で、1962年から18年にわたって、「ともに生きるために、生きるとは分かち合うこと、弱きものと」という信条のもとに、ネパールの人々のために尽くされた方です。1981年には国際ロータリー第1回「国際理解賞」、1993年にはマグサイサイ賞(アジアのノーベル賞 国際理解部門)を受賞されています。みんなで読み深めた感動を行動に表したいと、子ども達とともに古切手を集め送ったことも懐かしい思い出です。ネパールと日本を結ぶ国境を越えたつながりが、小さな挿絵のヒマラヤの峰々の美しさとともに忘れられません。12日にもマグニチュード7.3の大きな余震があり、さらに大きな打撃を受けているとのニュースに心を痛めています。一日も早く地震から立ち直り、子ども達の明るく元気な「ナマステ」のあいさつが聞こえるようになることを、心から祈りたいと思います。
最後になりましたが、台風6号の接近により福岡地方に暴風警報が発令されたため、緊急メールを配信しました。4月より新しいシステムに変更していますので、再度受信できているかどうか確認していただければと思います。また、明日16日(土)の保護者講演会総会には、ご多用とは思いますが、ご出席いただきますようにどうぞよろしくお願いいたします。
副校長 野口 美智子
海星小学校の朝は、「おはようございます」「おはようございます」という、明るく元気な子ども達の声で始まります。7時45分から8時までと短い時間ではありますが、多くの子ども達があいさつ運動に参加してくれています。登校してくる子ども達も、自ら進んであいさつをする子どもが増えています。本校は、これまでも「あいさつ」の大切さを子ども達に指導し、あいさつ運動に取り組んできました。昨年度は、委員会ごとに当番を決めていました。今年度は、さらに取組を進め、「子ども達があいさつに対する意識をきちんと持ち、一年間、自ら進んであいさつに取り組んでいけるようにしよう」と、学年ごとに担当を決め、あいさつ運動に取り組むこととしました。担当教師が見守る中、運営委員会の当番の子どもと、担当学年の子ども達が、児童玄関に並んであいさつ運動に取り組んでいます。本校では、あいさつのポイントとして、「笑顔で、明るい声で、相手の目を見て」と指導しています。
「あいさつは一幕の演劇のようなものです。セリフや表情、そして動作、これらの相乗作用がそこに込められた気持ちをより強く伝えてくれます。『おはようございます』と会釈をする。 『おはよう!』といって手を振る。いずれも動作が加わることで、相手への敬意や好意が強調されます。目上の人にはていねいな言葉とていねいな動作で、友達には親しみのある言葉と、のびのびとした動作で。このように、さまざまなあいさつを使い分けられるようにしましょう。」(野口 芳宏 著、教室で教える小学生の作法より )とあるように、「あいさつ」といっても、さまざまな段階がありそうです。学年ごとに担当をまわすことにより、一人ひとりの子どもがあいさつの大切さに改めて気づき、「あいさつ名人」いっぱいの学校になってくれることを願っています。
さて、4月25日、マグニチュード7.8の大地震がネパールを襲いました。周辺国を含めると、死者の数が8000人を超え、家屋約28万軒が全壊するなど被害は甚大のようです。ユニセフによると、100万人近い子どもが教室を失い、15日からとされる授業再開も被害のひどい地域では難しそうだとの報道もありました。日本からも、政府の国際救急援助隊や各NGOなどが入り、活動を続けているとのことです。そんな中でも子ども達が、レンズを向けると「ナマステ(こんには)」と微笑んだり、「ウェルカム」と声をかけたりしてくれたとの報道もありました。一言のあいさつが、心をつなぐのだと感じます。
今回の地震で、「ネパールに輝く」という、私が教師になって間もないころ、高学年の国語の教科書に載っていた話を改めて思い出しました。結核やマラリアが蔓延するネパールの無医村で医療奉仕活動を続けた医師の話で、日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)から派遣された岩村昇博士のことだったのではないかと思います。ご夫妻で、1962年から18年にわたって、「ともに生きるために、生きるとは分かち合うこと、弱きものと」という信条のもとに、ネパールの人々のために尽くされた方です。1981年には国際ロータリー第1回「国際理解賞」、1993年にはマグサイサイ賞(アジアのノーベル賞 国際理解部門)を受賞されています。みんなで読み深めた感動を行動に表したいと、子ども達とともに古切手を集め送ったことも懐かしい思い出です。ネパールと日本を結ぶ国境を越えたつながりが、小さな挿絵のヒマラヤの峰々の美しさとともに忘れられません。12日にもマグニチュード7.3の大きな余震があり、さらに大きな打撃を受けているとのニュースに心を痛めています。一日も早く地震から立ち直り、子ども達の明るく元気な「ナマステ」のあいさつが聞こえるようになることを、心から祈りたいと思います。
最後になりましたが、台風6号の接近により福岡地方に暴風警報が発令されたため、緊急メールを配信しました。4月より新しいシステムに変更していますので、再度受信できているかどうか確認していただければと思います。また、明日16日(土)の保護者講演会総会には、ご多用とは思いますが、ご出席いただきますようにどうぞよろしくお願いいたします。
【卒業生近況】2A留学報告(オーストラリアのHさんより)
About two weeks have passed since the beginning of my study-abroad life. At first, it was hard for me to get used to Australian school and life without my family. But now, I have a good time with my host family and enjoy the school life.
(留学をして、2週間が経ちました。最初は、自分の家族の居ない生活と学校に慣れることは大変でした。しかし今は慣れてきて楽しいです。)
On 4th of May, I had a small party with international students at lunch time. This party has two meanings, "Welcome Japanese Students Party" and "Birthday Party"
(5月4日の昼休みに留学生だけで行われた小さなパーティがありました。このパーティには「歓迎会」と「誕生日会」の意味が込められていました。)

↓Snacks were so sweet. (甘いお菓子!)

Next pictures are about "year 10 retreat", which is a kind of camp.
(次からの写真は、10年生だけで行われた"retreat"です。簡単に言うとキャンプのような感じです。)
I went to "Dzintari" camping place. Seasons in Australia and Japan are opposite, so we are now in between fall and winter. But the sky was amazingly beautiful at night with so many stars.
(Dzintariというキャンプ場に行きました。オーストラリアと日本の天候は真逆で、現在のオーストラリアは秋と冬の間ぐらいです。しかし、夜空は日本で見られないような、星がいっぱいでとても綺麗でした。)

At the camp, we had many activities, such as dancing, making dream catchers, and story-telling about the space. We even touch snakes and other animals.
(沢山のアクティビティがあって、ダンス、ドリームキャッチャー作り、宇宙の事についての話を聞いたり。蛇に触ったり色んな動物に触れたりもしました。)
I made a lot of friends and it was so good an experience for me. In week 4, we'll have another camp in our physical education class. I am looking forward to it, too!!
(沢山の友人を作ることができ、参加してよかったと思ってます。4週間目にPEのクラスを取っている人だけでキャンプがあって、それも楽しみたいと思っています!)
(留学をして、2週間が経ちました。最初は、自分の家族の居ない生活と学校に慣れることは大変でした。しかし今は慣れてきて楽しいです。)
On 4th of May, I had a small party with international students at lunch time. This party has two meanings, "Welcome Japanese Students Party" and "Birthday Party"
(5月4日の昼休みに留学生だけで行われた小さなパーティがありました。このパーティには「歓迎会」と「誕生日会」の意味が込められていました。)

↓Snacks were so sweet. (甘いお菓子!)

Next pictures are about "year 10 retreat", which is a kind of camp.
(次からの写真は、10年生だけで行われた"retreat"です。簡単に言うとキャンプのような感じです。)
I went to "Dzintari" camping place. Seasons in Australia and Japan are opposite, so we are now in between fall and winter. But the sky was amazingly beautiful at night with so many stars.
(Dzintariというキャンプ場に行きました。オーストラリアと日本の天候は真逆で、現在のオーストラリアは秋と冬の間ぐらいです。しかし、夜空は日本で見られないような、星がいっぱいでとても綺麗でした。)

At the camp, we had many activities, such as dancing, making dream catchers, and story-telling about the space. We even touch snakes and other animals.
(沢山のアクティビティがあって、ダンス、ドリームキャッチャー作り、宇宙の事についての話を聞いたり。蛇に触ったり色んな動物に触れたりもしました。)
I made a lot of friends and it was so good an experience for me. In week 4, we'll have another camp in our physical education class. I am looking forward to it, too!!
(沢山の友人を作ることができ、参加してよかったと思ってます。4週間目にPEのクラスを取っている人だけでキャンプがあって、それも楽しみたいと思っています!)
【卒業生近況】ガイアの時間(国際教養コース)
JICA(国際協力機構)福岡デスク 国際協力推進員、糀(こうじ)広大さんの講話。

今回ガイアの時間の講師としてお越しいただいた糀さんは、青年海外協力隊のボランティアとして、ミクロネシア連邦のチューク島で2年間過ごされました。
チューク島の自然美、日本との生活習慣の違い、小学校で算数を教えていた時のユーモラスな出来事など、軽快な関西弁トークに生徒達は引き込まれていました。また、スライドで紹介されたハンガーマップから世界の飢餓の現状を知り、遠く離れた途上国で起こっていることは決して対岸の火事ではなく、私たち日本人の生活とも密接につながっていることを意識させられた様子でした。
今、高校生の自分たちに出来ることは何か、一人一人がしっかりと考えることができた大変有意義な時間でした。

今回ガイアの時間の講師としてお越しいただいた糀さんは、青年海外協力隊のボランティアとして、ミクロネシア連邦のチューク島で2年間過ごされました。
チューク島の自然美、日本との生活習慣の違い、小学校で算数を教えていた時のユーモラスな出来事など、軽快な関西弁トークに生徒達は引き込まれていました。また、スライドで紹介されたハンガーマップから世界の飢餓の現状を知り、遠く離れた途上国で起こっていることは決して対岸の火事ではなく、私たち日本人の生活とも密接につながっていることを意識させられた様子でした。
今、高校生の自分たちに出来ることは何か、一人一人がしっかりと考えることができた大変有意義な時間でした。
【卒業生近況】〔5年生〕家庭科 調理実習
平成27年5月8日(金)
今日の3,4校時は、家庭科の調理実習が
行われました。
ゆで卵を作る際、何分茹でるといいのか。
茹でる時間を変えながら ゆで卵を作りました。
茹でた卵は、食事の時間においしくいただきました。
今日の3,4校時は、家庭科の調理実習が
行われました。
ゆで卵を作る際、何分茹でるといいのか。
茹でる時間を変えながら ゆで卵を作りました。
茹でた卵は、食事の時間においしくいただきました。
【卒業生近況】平成27年度 入園式と親子遠足の様子☆
早いもので新入園児さんが入園してから1ヶ月が経ちましたね(^^)
ゴールデンウィークが終わり、幼稚園は 元気な子どもたちの笑い声に包まれています☆
遅くなりましたが入園式の様子をアップします


いまから入場するよ~


「なにが始まるんだろうね~」
もうすっかり おとなりのお友達と なかよくなりましたね♡

お兄さん・お姉さんがかっこよくお祈りのお手本をしてくれました

これから3年間(2年間) たくさんの思い出をつくっていきましょう(^^)
続いて親子遠足の様子もアップします*
今年度も、もーもーらんどにいってきました


おかあさん おとうさんと離れて お友達と一緒にお散歩にいきました☆

「こっち むいてよ~」

たくさんの牛さんに見送られて おかあさん おとうさんの待っている広場に戻りました☆
いいお天気に恵まれて おいしいお弁当を食べて お友達とたくさん遊んで 楽しい1日でしたね(^o^)
素敵な思い出ができましたね♡
【卒業生近況】〔5年生〕休み時間は外で元気に
〔5年生〕
休み時間は、外で元気にサッカーをして遊んでいました。
また、ガイアの森では野いちごが真っ赤に実っており、
森に野いちごがりに行く子もいました。
野いちごは、甘酸っぱくてとってもおいしかったです。
休み時間は、外で元気にサッカーをして遊んでいました。
また、ガイアの森では野いちごが真っ赤に実っており、
森に野いちごがりに行く子もいました。
野いちごは、甘酸っぱくてとってもおいしかったです。
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