【卒業生近況】勇気づける~校長 山田 耕司
勇気づける
○ 紛争や国際テロのニュースが毎日のように報じられます。子どもたちの眼にも大人たちの愚行はストレートに映ります。何千万人もの移民や難民が故郷を追われ国境を越えさせられています。ある時は少女が自爆テロを強制され加害者ともなります。それらのもとは、「貪欲」「貧困」と言われます。
今日の人々は、愛に飢えています。
愛だけが、孤独とひどい貧困に対する唯一の答えとなるのです。
飢える心配をする必要のない国もあります。
けれど人々は、ひどい孤独とひどい絶望、ひどい恐怖心にさいなまれています。
彼等は、だれからも求められていないという拒絶される悲しみと、救いようもなく、
希望のかけらもない気持ちを感じているのです。
こういう人たちは、ほほえむことすら忘れてしまっています。
そして、人間同士のふれあいの美しさも忘れてしまっています。
人の愛など、とうの昔に忘れ去っています。
こうした人たちには彼らのことをわかろうとし、大切にしてくれるだれかが必要なのです。
(マザー・テレサの言葉より)
○ マザー・テレサは言います。愛の反対は憎しみや貧困ではありません。それは孤独です。だれからも求められない悲しみです。子どもは自分が捨てられたと感じたとき、自分のこれからを見失います。
近年、未成年者の関わる犯罪が多くつたえられます。その中には「私は捨てられた」と思っている人も混じっているのではないでしょうか。
移民や難民として生きるためによりよい生活をもとめて国境を越えます。たどり着いた土地で数代をかけてトランスカルチャラル(自他の文化を融合して独特の新文化形成)を形成します。しかし移住先の国ではなかなか受容されません。世界を恐怖に陥れているイスラム国に参加する欧米や中国西域出身の若者にはこれらの文化の出身者が多くみられるようです。
○ 祖父の故国の言語も文化も知らない。移住先で学校教育は保障されるが経済格差の壁を乗り越えるにはあまりにも高すぎる。日本にも、在日と呼ばれる方々の他に約200万人の外国人が居住し悩みを持って暮らしています。日本の地方都市で日本の小学校に通う子どもにどのような教育をすればよいのか。世界一平和な日本で永住したいが、日本国の環境の中で、◌◌◌人としての文化観・歴史観、アイデンティティーはどうなるのだろう。生活は保障されるだろうか。
○ グローバル化は外向きだけではなく、内向きもあります。今後、国策で外国人の受け入れが寛容になってきます。高齢化社会も益々進みます。弱い立場に置かれる人々が増加します。
本校に通う子どもたちは比較的に恵まれた家庭環境で育っています。個人の資質も高いものを与えられています。この子たちは、マザー・テレサが進める愛を実行する人になることが求められます。人々のお世話役・リーダーとして期待されます。群れの先頭を走ったり群れを下から中から支えたりすることは大変な意慾や勇気が必要です。
○ 子育てをする際には従来より「ほめる」「しかる」のありようが話題になります。「ほめる」「しかる」はややもすると、大人の物差しが優先されます。現代の子どもには、それに加えて「勇気づける」ことが大切です。これは子どもを「支援する」姿勢です。それは、まず子どもの話をじっくり「聴く」。子どもの考えや行動を「受容」する。子どもに「共感的理解」を示すことです。そうすれば、子どもは「私は捨てられた」と感じることはありません。
子どもの経験や体験を大切にし「自立」を支援する方法です。失敗も長続きしないお稽古事も含めて子どもには尊い経験です。年齢と共に子どもはみるみる成長していきます。大人(親・先生)も共に成長しませんと「支援」はできませんね。
○ 紛争や国際テロのニュースが毎日のように報じられます。子どもたちの眼にも大人たちの愚行はストレートに映ります。何千万人もの移民や難民が故郷を追われ国境を越えさせられています。ある時は少女が自爆テロを強制され加害者ともなります。それらのもとは、「貪欲」「貧困」と言われます。
今日の人々は、愛に飢えています。
愛だけが、孤独とひどい貧困に対する唯一の答えとなるのです。
飢える心配をする必要のない国もあります。
けれど人々は、ひどい孤独とひどい絶望、ひどい恐怖心にさいなまれています。
彼等は、だれからも求められていないという拒絶される悲しみと、救いようもなく、
希望のかけらもない気持ちを感じているのです。
こういう人たちは、ほほえむことすら忘れてしまっています。
そして、人間同士のふれあいの美しさも忘れてしまっています。
人の愛など、とうの昔に忘れ去っています。
こうした人たちには彼らのことをわかろうとし、大切にしてくれるだれかが必要なのです。
(マザー・テレサの言葉より)
○ マザー・テレサは言います。愛の反対は憎しみや貧困ではありません。それは孤独です。だれからも求められない悲しみです。子どもは自分が捨てられたと感じたとき、自分のこれからを見失います。
近年、未成年者の関わる犯罪が多くつたえられます。その中には「私は捨てられた」と思っている人も混じっているのではないでしょうか。
移民や難民として生きるためによりよい生活をもとめて国境を越えます。たどり着いた土地で数代をかけてトランスカルチャラル(自他の文化を融合して独特の新文化形成)を形成します。しかし移住先の国ではなかなか受容されません。世界を恐怖に陥れているイスラム国に参加する欧米や中国西域出身の若者にはこれらの文化の出身者が多くみられるようです。
○ 祖父の故国の言語も文化も知らない。移住先で学校教育は保障されるが経済格差の壁を乗り越えるにはあまりにも高すぎる。日本にも、在日と呼ばれる方々の他に約200万人の外国人が居住し悩みを持って暮らしています。日本の地方都市で日本の小学校に通う子どもにどのような教育をすればよいのか。世界一平和な日本で永住したいが、日本国の環境の中で、◌◌◌人としての文化観・歴史観、アイデンティティーはどうなるのだろう。生活は保障されるだろうか。
○ グローバル化は外向きだけではなく、内向きもあります。今後、国策で外国人の受け入れが寛容になってきます。高齢化社会も益々進みます。弱い立場に置かれる人々が増加します。
本校に通う子どもたちは比較的に恵まれた家庭環境で育っています。個人の資質も高いものを与えられています。この子たちは、マザー・テレサが進める愛を実行する人になることが求められます。人々のお世話役・リーダーとして期待されます。群れの先頭を走ったり群れを下から中から支えたりすることは大変な意慾や勇気が必要です。
○ 子育てをする際には従来より「ほめる」「しかる」のありようが話題になります。「ほめる」「しかる」はややもすると、大人の物差しが優先されます。現代の子どもには、それに加えて「勇気づける」ことが大切です。これは子どもを「支援する」姿勢です。それは、まず子どもの話をじっくり「聴く」。子どもの考えや行動を「受容」する。子どもに「共感的理解」を示すことです。そうすれば、子どもは「私は捨てられた」と感じることはありません。
子どもの経験や体験を大切にし「自立」を支援する方法です。失敗も長続きしないお稽古事も含めて子どもには尊い経験です。年齢と共に子どもはみるみる成長していきます。大人(親・先生)も共に成長しませんと「支援」はできませんね。
【卒業生近況】〔5年生〕楽しかった歓迎遠足
4月28日(火)の歓迎遠足は、天気に恵まれ
楽しい1日となりました。
今回、初めて大観覧車に全校児童で乗りましたが、
「花の模様がとってもよかった。」
「遠くに三角の形をした島が見えた。」
「ヤフオクドームも見えたよ。」と
大はしゃぎでした。
楽しい1日となりました。
今回、初めて大観覧車に全校児童で乗りましたが、
「花の模様がとってもよかった。」
「遠くに三角の形をした島が見えた。」
「ヤフオクドームも見えたよ。」と
大はしゃぎでした。
【卒業生近況】2A留学報告(ニュージーランドのJさんより)
I have been in New Zealand for three months. I'm enjoying my life here.
(ニュージーランドに来て3ヶ月が経ちました。こちらの生活を楽しんでいます。)

△ホストシスター(右)と
My host sister is 4 years old. I play every day with her. She's so funny. I love playing with her.
(ホストシスターは4歳で、毎日一緒に遊んでいます。とても面白い子で、彼女と遊ぶのが楽しみです。)

△チャリティ活動で
We had 'Relay for Life' last month. I participated in the project with my host family. We joined 24 hours' walking of charity. It supports cancer patients.
(先月「命のリレー」が開催され、ホストファミリーと参加しました。ガン患者へのチャリティのために、24時間ウォーキングをしました。)

△留学生のキャンプで
I went to a camp. I did a lot of activities there.
e.g. horseback riding,archery,climbing wall,and kayaking. I had a great time.
(キャンプに参加し、乗馬、アーチェリー、ボルダリング、カヤックなど、いろいろな活動を行いました。大変有意義に過ごしました。)

△日本語のクラスの友達と
We made okonomiyaki. The school life is fun. I'll make friends more.
(お好み焼きを作りました。学校生活は楽しく、もっと友達を作るつもりです。)
I want to make lots of memories for the remaining half year.
(残りの半年で、たくさんの思い出を作りたいです。)
(ニュージーランドに来て3ヶ月が経ちました。こちらの生活を楽しんでいます。)

△ホストシスター(右)と
My host sister is 4 years old. I play every day with her. She's so funny. I love playing with her.
(ホストシスターは4歳で、毎日一緒に遊んでいます。とても面白い子で、彼女と遊ぶのが楽しみです。)

△チャリティ活動で
We had 'Relay for Life' last month. I participated in the project with my host family. We joined 24 hours' walking of charity. It supports cancer patients.
(先月「命のリレー」が開催され、ホストファミリーと参加しました。ガン患者へのチャリティのために、24時間ウォーキングをしました。)

△留学生のキャンプで
I went to a camp. I did a lot of activities there.
e.g. horseback riding,archery,climbing wall,and kayaking. I had a great time.
(キャンプに参加し、乗馬、アーチェリー、ボルダリング、カヤックなど、いろいろな活動を行いました。大変有意義に過ごしました。)

△日本語のクラスの友達と
We made okonomiyaki. The school life is fun. I'll make friends more.
(お好み焼きを作りました。学校生活は楽しく、もっと友達を作るつもりです。)
I want to make lots of memories for the remaining half year.
(残りの半年で、たくさんの思い出を作りたいです。)
【卒業生近況】2A留学報告(ニュージーランドのTさんより)
3 month has passed since I arrived at NZ.
(NZに来て3ヶ月が経ちました。)

↑With Thai friend on Mufti day
(タイの友達とマフティーデイに)
I went to a camp to join the volunteer group.
(ボランティアグループに参加し、キャンプに行って来ました。)

↑This place was so beautiful.
(すごくきれいな場所でした)
I did archery,big swing and kayaking.
It was nice experience for me.
(アーチェリー、ビッグスウィング、カヤックなどをしました。いい経験ができました。)

↑With a girl I met at the camp.
(キャンプで出会った友達と)
There are many cultural differences between Japan and NZ.
It's hard for me, but I'll enjoy and do my best!!
(日本とニュージーランドの文化にはたくさんの違いがあり、大変ですが楽しんで頑張っていきます。)
(NZに来て3ヶ月が経ちました。)

↑With Thai friend on Mufti day
(タイの友達とマフティーデイに)
I went to a camp to join the volunteer group.
(ボランティアグループに参加し、キャンプに行って来ました。)

↑This place was so beautiful.
(すごくきれいな場所でした)
I did archery,big swing and kayaking.
It was nice experience for me.
(アーチェリー、ビッグスウィング、カヤックなどをしました。いい経験ができました。)

↑With a girl I met at the camp.
(キャンプで出会った友達と)
There are many cultural differences between Japan and NZ.
It's hard for me, but I'll enjoy and do my best!!
(日本とニュージーランドの文化にはたくさんの違いがあり、大変ですが楽しんで頑張っていきます。)
【卒業生近況】2A留学報告(ニュージーランドのYさんより)
First, From 7th to 10th of April, We had a School Camp. I met a friend of mine who is living in Christchurch!! We could meet for the first time in about 3 months. I had many activities like riding horse, kayaking, climbing wall, archery, and so on. Thanks to that, I could make many friends from other countries. We also discussed various issues. Then I noticed a lot of important things around us. The Camp was really good experience for us.
(4月7日から10日まで、スクールキャンプがありました。そのときにクライストチャーチに留学している友達と、3ヶ月ぶりに会いました。乗馬、カヤック、ボルダリング、アーチェリーなど多くのアクティビティに参加しました。おかげでいろいろな国から来た人と友達になることができました。他に討論会も行われました。留学してはじめて、今まで気づかなかった身の回りの大切なことに気づきました。このキャンプはとてもよい経験になりました。)
▽ Archery (アーチェリーをしているところ)

Next, on the 14th of April, I went to Hobbiton, which is Hobbit's movie set. It is the place where I've wanted to go. Hobbiton was really really beautiful. There were a lot of small houses and flowers. I took many photos!
(4月14日にはホビットのセットで知られるホビトン(ホビットタウン)に行きました。ここは私が留学中にぜひ行ってみたいと思っていた場所です。ホビトンは本当に美しいところでした。小さな家や花がたくさんあり、写真をたくさん撮りました。)
▽Hobbiton(ホビットタウン)


(4月7日から10日まで、スクールキャンプがありました。そのときにクライストチャーチに留学している友達と、3ヶ月ぶりに会いました。乗馬、カヤック、ボルダリング、アーチェリーなど多くのアクティビティに参加しました。おかげでいろいろな国から来た人と友達になることができました。他に討論会も行われました。留学してはじめて、今まで気づかなかった身の回りの大切なことに気づきました。このキャンプはとてもよい経験になりました。)
▽ Archery (アーチェリーをしているところ)

Next, on the 14th of April, I went to Hobbiton, which is Hobbit's movie set. It is the place where I've wanted to go. Hobbiton was really really beautiful. There were a lot of small houses and flowers. I took many photos!
(4月14日にはホビットのセットで知られるホビトン(ホビットタウン)に行きました。ここは私が留学中にぜひ行ってみたいと思っていた場所です。ホビトンは本当に美しいところでした。小さな家や花がたくさんあり、写真をたくさん撮りました。)
▽Hobbiton(ホビットタウン)


【卒業生近況】新入生研修合宿
新入生 研修合宿 志賀島へ
4月10日から12日まで、「海の中道青少年海の家」で新入生
研修合宿が行われました。初日は、海星の歴史・ルーツ・教育方針を
学び学校の理解を深めました。2日目のパークテーリング
では班で協力し親睦を図りました。
夜には、合宿の締めくくりとなるキャンドル・サービス
が行われ、担任が一人ひとりにろうそくを手渡しました。
「ろうそくをもらい海星の一員になれたことが嬉しかった」
という感想も聞かれました。
この2泊3日の合宿を通して、海星の生徒として自覚と誇りを持ち
絆を深めることができたようです。

△学校生活全般について説明を受けます。

△パークテーリングで親睦を図ります。

△キャンドル・サービスでこころひとつに
4月10日から12日まで、「海の中道青少年海の家」で新入生
研修合宿が行われました。初日は、海星の歴史・ルーツ・教育方針を
学び学校の理解を深めました。2日目のパークテーリング
では班で協力し親睦を図りました。
夜には、合宿の締めくくりとなるキャンドル・サービス
が行われ、担任が一人ひとりにろうそくを手渡しました。
「ろうそくをもらい海星の一員になれたことが嬉しかった」
という感想も聞かれました。
この2泊3日の合宿を通して、海星の生徒として自覚と誇りを持ち
絆を深めることができたようです。

△学校生活全般について説明を受けます。

△パークテーリングで親睦を図ります。

△キャンドル・サービスでこころひとつに
【卒業生近況】新たなスタートを~縦割りのよさを活かして~ 副校長 野口 美智子
新たなスタートを ~縦割りのよさを活かして~
学院キャンパスでは、111本の満開の桜がいつの間にか葉桜となり、ツツジのつぼみが、赤・白・ピンクとそれぞれの色をのぞかせ始めました。職員室からガイアの森を見てみますと、ここ何日かの雨でいっそう鮮やかになった緑が、さわやかな風に揺れて、まるで子ども達が遊びに来るのを待っているかのようです。目の前のキーウィのトンネルは、冬の間に剪定し、肥料をやっていたからでしょうか、生き生きと枝を伸ばし、つぼみをたくさんつけています。昨年は全校の子ども達とキーウィの実を収穫することができましたが、今年はもっとおいしいキーウィがたくさんなるのではないかと楽しみにしています。自然に恵まれた本学院の環境が、子ども達の豊かな心を育ててくれていることに感謝し、さらに一人ひとりをより豊かな心にしてくれる取組を進めなければと教職員の思いを新たにしています。
さて、桜の雨の降る4月10日(金)、第48回入学式を行いました。男子21名・女子11名 計32名の新一年生を迎え、全校の子ども達がそろって平成27年度の新たなスタートを切ることができました。入学式の中で、新一年生一人ひとりの名前を呼びましたが、みんな元気よく「はいっ」と返事をすることができました。代表の男の子と女の子は、はっきりと大きな声で「僕たち、私たちは、神様の教えを大切にする海星の小学生になるよう一生懸命がんばることを誓います」という力強い誓いの言葉を述べてくれました。
2年生から6年生の子ども達は、練習のときから「全員の心を一つにして、新一年生を迎えよう」とがんばっていましたが、入学式当日もお祝いの言葉や歌などに精いっぱいの心をこめて贈ることができていました。
6年の学級通信には「『在校生全員があたたかい気持ちで新一年生を迎えることができるように、最上級生としてがんばる』という強い思いで取り組みました。写真撮影の後も、にこにこと話しかけてくる新一年生を見て、6年生はちょっとてれくさそうにしながらも大変嬉しそうでした。今回は、最上級生として最初の大きな行事でしたが、みんなのがんばりでとても素晴らしい入学式となりました」とありました。6年生が最上級生としての意識を持って入学式に臨んでくれたこと、2~5年生も、新たな気持ちでがんばろうとしていることを大変嬉しく思いました。
1年生が登校し始めてまだ3日目ですが、朝は芝生広場で「おはようございます」「おはようございます」と上級生とあいさつを交わすことができています。兄弟関係も多いので、お兄さん・お姉さんと仲良く登校してきている子もいます。休み時間には、「どうしたの」などと、お兄さんやお姉さん達が優しく声をかけている場面を見ることもあります。少しずつ、海星小学校の一員としてのつながりができてきています。
本校では、これまでも、掃除だったり、ハッピーランチタイム(縦割りグループでの昼食会)だったり、身体測定だったり、縦割りで遊ぶ時間だったりと、縦割りグループを活用してきました。卒業のときには、縦割りグループで手作りのプレゼントを交換し合ったりもしていました。1年間の活動の中で、子ども達同士に育まれていくものは、高学年にとっても、低学年にとっても、とても大きいものがありました。たとえ小さなトラブルがあったとしても、それを解決していく過程で子ども達自身が学び、温かな心のつながりを感じることができていたのです。
そこで、今年度はこの縦割りグループのよさを活かして、もっとさまざまな機会に縦割りグループでの活動を取り入れていこうと考えています。全学年での縦割りだけでなく、6年生と1年生の組み合わせでできることもあると思われます。子ども達にとってさらに「楽しい学校」になることを願い、実態を見ながら、早め早めに教職員間の打ち合わせを十分に取り、チャレンジする気持ちで取り組みたいと思います。
4月24日(金)は、本年度最初の参観・懇談・保護者会です。是非、新しい学年で頑張っている子どもの姿を見ていただくと共に、子ども達のよりよい成長のために、学校と家庭が一緒になって取り組んでいくことができるように、新しい担任の経営方針を聞いていただきますようにお願い致します。
学院キャンパスでは、111本の満開の桜がいつの間にか葉桜となり、ツツジのつぼみが、赤・白・ピンクとそれぞれの色をのぞかせ始めました。職員室からガイアの森を見てみますと、ここ何日かの雨でいっそう鮮やかになった緑が、さわやかな風に揺れて、まるで子ども達が遊びに来るのを待っているかのようです。目の前のキーウィのトンネルは、冬の間に剪定し、肥料をやっていたからでしょうか、生き生きと枝を伸ばし、つぼみをたくさんつけています。昨年は全校の子ども達とキーウィの実を収穫することができましたが、今年はもっとおいしいキーウィがたくさんなるのではないかと楽しみにしています。自然に恵まれた本学院の環境が、子ども達の豊かな心を育ててくれていることに感謝し、さらに一人ひとりをより豊かな心にしてくれる取組を進めなければと教職員の思いを新たにしています。
さて、桜の雨の降る4月10日(金)、第48回入学式を行いました。男子21名・女子11名 計32名の新一年生を迎え、全校の子ども達がそろって平成27年度の新たなスタートを切ることができました。入学式の中で、新一年生一人ひとりの名前を呼びましたが、みんな元気よく「はいっ」と返事をすることができました。代表の男の子と女の子は、はっきりと大きな声で「僕たち、私たちは、神様の教えを大切にする海星の小学生になるよう一生懸命がんばることを誓います」という力強い誓いの言葉を述べてくれました。
2年生から6年生の子ども達は、練習のときから「全員の心を一つにして、新一年生を迎えよう」とがんばっていましたが、入学式当日もお祝いの言葉や歌などに精いっぱいの心をこめて贈ることができていました。
6年の学級通信には「『在校生全員があたたかい気持ちで新一年生を迎えることができるように、最上級生としてがんばる』という強い思いで取り組みました。写真撮影の後も、にこにこと話しかけてくる新一年生を見て、6年生はちょっとてれくさそうにしながらも大変嬉しそうでした。今回は、最上級生として最初の大きな行事でしたが、みんなのがんばりでとても素晴らしい入学式となりました」とありました。6年生が最上級生としての意識を持って入学式に臨んでくれたこと、2~5年生も、新たな気持ちでがんばろうとしていることを大変嬉しく思いました。
1年生が登校し始めてまだ3日目ですが、朝は芝生広場で「おはようございます」「おはようございます」と上級生とあいさつを交わすことができています。兄弟関係も多いので、お兄さん・お姉さんと仲良く登校してきている子もいます。休み時間には、「どうしたの」などと、お兄さんやお姉さん達が優しく声をかけている場面を見ることもあります。少しずつ、海星小学校の一員としてのつながりができてきています。
本校では、これまでも、掃除だったり、ハッピーランチタイム(縦割りグループでの昼食会)だったり、身体測定だったり、縦割りで遊ぶ時間だったりと、縦割りグループを活用してきました。卒業のときには、縦割りグループで手作りのプレゼントを交換し合ったりもしていました。1年間の活動の中で、子ども達同士に育まれていくものは、高学年にとっても、低学年にとっても、とても大きいものがありました。たとえ小さなトラブルがあったとしても、それを解決していく過程で子ども達自身が学び、温かな心のつながりを感じることができていたのです。
そこで、今年度はこの縦割りグループのよさを活かして、もっとさまざまな機会に縦割りグループでの活動を取り入れていこうと考えています。全学年での縦割りだけでなく、6年生と1年生の組み合わせでできることもあると思われます。子ども達にとってさらに「楽しい学校」になることを願い、実態を見ながら、早め早めに教職員間の打ち合わせを十分に取り、チャレンジする気持ちで取り組みたいと思います。
4月24日(金)は、本年度最初の参観・懇談・保護者会です。是非、新しい学年で頑張っている子どもの姿を見ていただくと共に、子ども達のよりよい成長のために、学校と家庭が一緒になって取り組んでいくことができるように、新しい担任の経営方針を聞いていただきますようにお願い致します。
【卒業生近況】2A留学報告(カナダのRさんより)
Hi. I'm really enjoying my life in Canada.
People who live here are so kind to me.
I love them and I love Olds;-)
(カナダの生活はとても楽しいです。ここに住んでいる人々はとても親切で、私はこのオールズ(という町)が大好きです。
My hostfamily is a farmer, so there are many animals, e.g. horses, pigs, and sheep.
(私のホストファミリーは農家で、馬、ブタ、ヒツジなど沢山の動物がいます。)

I feed animals and enjoy riding a horse. It's not easy, but really fun!!! My host brothers are so funny. They always make me laugh.
(動物にえさをやったり、馬に乗ったり、簡単ではないけれど、ここでの生活はとて面白いです。ホストブラザー達はとても愉快で、いつも私を笑わせてくれます。)
In my host school, we have many exciting events.
(学校では行事も楽しんでいます。)

ドッヂボールの試合
We have an event called Activity Period every two or three weeks. In the picture above, some selected students from their colour Quads (it's like class) played for Quad point. Our Blue Quad won all games!!
(2~3週間おきに、Activity Periodと呼ばれる特別活動の時間があり、何人かの生徒がQuadと呼ばれる色ごとのチームに分かれてポイントを競います。私が属するブルーQuadは全部の試合に勝ちました!

It's still hard for me to understand all English, but I want to experience a lot of things, interacting with many people. I also want to make good memories of Canada.
(まだ英語を全部理解するのは難しいけれど、周りの人と交流を持ちながらいろんなことを経験し、カナダの良い思い出を作っていきたいと思います。)
We're on Easter holiday now!!
Happy Easter🐰
(今はイースター〔復活祭〕休みです。ハッピー・イースター)
People who live here are so kind to me.
I love them and I love Olds;-)
(カナダの生活はとても楽しいです。ここに住んでいる人々はとても親切で、私はこのオールズ(という町)が大好きです。
My hostfamily is a farmer, so there are many animals, e.g. horses, pigs, and sheep.
(私のホストファミリーは農家で、馬、ブタ、ヒツジなど沢山の動物がいます。)

I feed animals and enjoy riding a horse. It's not easy, but really fun!!! My host brothers are so funny. They always make me laugh.
(動物にえさをやったり、馬に乗ったり、簡単ではないけれど、ここでの生活はとて面白いです。ホストブラザー達はとても愉快で、いつも私を笑わせてくれます。)
In my host school, we have many exciting events.
(学校では行事も楽しんでいます。)

ドッヂボールの試合
We have an event called Activity Period every two or three weeks. In the picture above, some selected students from their colour Quads (it's like class) played for Quad point. Our Blue Quad won all games!!
(2~3週間おきに、Activity Periodと呼ばれる特別活動の時間があり、何人かの生徒がQuadと呼ばれる色ごとのチームに分かれてポイントを競います。私が属するブルーQuadは全部の試合に勝ちました!

It's still hard for me to understand all English, but I want to experience a lot of things, interacting with many people. I also want to make good memories of Canada.
(まだ英語を全部理解するのは難しいけれど、周りの人と交流を持ちながらいろんなことを経験し、カナダの良い思い出を作っていきたいと思います。)
We're on Easter holiday now!!
Happy Easter🐰
(今はイースター〔復活祭〕休みです。ハッピー・イースター)
【卒業生近況】次の50年に向けて新たな出発 校長 山田 耕司
次の50年に向けて新たな出発
○ 桜の雨が降り、111本の満開の桜が散り始めました。緑と水に囲ま れた本学キャンパス、自然豊かな海星の春がスタートしました。
10日(金)の入学式には、32名の48回生が神さまに招かれて入学し てまいります。今年度よりファミリースポーツデーは秋になりました。 4・6年生のサマーキャンプは、佐世保・ハウステンボスで新たな英語体験をします。5・6年生の英語の時間が増えます。新たな年のスタートです。1年間を通してどうぞよろしくお願いいたします。
○ こどもたちにとって福岡海星小らしい楽しい学校にするために、
①基本的な生活習慣を確かに身に付ける教育にさらに力を入れます。
◌ 服装がきちんとしている。
◌ 遅刻・欠席・早退を殆どしない。皆勤賞を設けます。
◌ 挨拶がきちんとできる。
◌ スクールバスや西鉄バス、電車の中でさわやかな空気を醸し出す。
◌ いじめ・いじわる・仲間はずしに手をそめない。その原因となり やすいSNSやゲーム等にも手をそめない。
②読書の習慣をさらに身につけるため、学校に慣れた2年生を対象に「2年生100冊読書運動」を展開します。全校朝読書の時間を設けます。5年生までに「海星100冊」を達成します。岡崎先生を中心に「おはなしや」の活動を促進します。
③「私の木」のガイアの森への植樹を継続します。お世話に励みます。
④学院の高等学校との連携教育を進める観点から、下級生の学年行事に「こども教育進学コース」の生徒が参加します。英語活動に英語が得意な「国際教養コース」の生徒が参加します。また英語アシスタントとしてニュージーランドよりカースティンさんがやって来ます。
○ 本年度は下記の担当で楽しく教育活動に取り組みます。どうぞよろしくご理解ご支援をお願いいたします。
<担任・専科>
1年担任:藤野 美紀・武内 章子 2年担任:田中 小枝子 3年担任:音成 桂子 4年担任:柿木 大明 5年担任:冨田 健一郎 6年担任:倉吉 健・福永 俊文
理事長:嶋田 吉勝 校長:山田 耕司 副校長:野口 美智子 教務主任:米倉 信彦 宗教:山野井 芳子・阿部 光喜・高橋 貞一 養護:松本 裕子 学校司書:岡﨑 陽子 理科:中村 智彦 図工:松永 吉海 音楽:大島 夕佳 英語活動:エリングソン スクールカウンセラー:大庭 三奈 剣道:宮下健一郎 事務:奥添 亜希 用務:宮内 美智子・江藤 昭子・藤 つちの
1年間の主な行事
【4月】
6日 始業式・6年懇談会
10日 入学式
16日~18日スクールバス乗車指導
18日 身体測定
21日 6年学力テスト
24日 参観・懇談・保護者会
28日 歓迎遠足
30日 避難訓練
【5月】
2日 新体力テスト
7日 保護者後援会役員会
14日 マリア様のつどい
15日19日21日 5,6年水泳学習
16日 保護者後援会総会
22日26日28日 3,4年水泳学習
【6月】
2日4日5日 1,2年水泳学習
3~5日 5年農村民泊体験
15日 平和を考えるつどい
20日 み心のつどい
夏の公開参観日
25~26日 1~3年夏季合宿
【7月】
2~3日 4,6年サマーキャンプ
18日 終業式
18~23日 個人懇談
24日 学校説明会(マリア幼稚園対象)
25日 学校説明会(一般対象)
【8月】
27日 始業式
【9月】
5日 1~5年参観・懇談
6日 高校バザー
8日~10日 6年修学旅行 カトリックと本校のルーツを求めて (外海・長崎・島原・熊本)
16日 6年参観・懇談
26日 ファミリー入学試験
【10月】
4日 ファミリースポーツデー
5日 振替休日
16日17日九州地区教員研修会 (長崎聖マリア学院小)
24日 秋の公開参観日、入試説明会
【11月】
1日 愛校バザー
15日 マラソン大会、教育懇談会
20日 慰霊祭
【12月】
8日 創立記念日
12日 クリスマス会
17日 終業式
17~19日 個人懇談
【1月】
7日 始業式
8日 新年揮毫会
16~17日 一般入試面接
23日 一般入学試験
30日 参観・懇談
【2月】
21日 公開学芸会
27日 入学説明会
29日 海星の心を受け継ぐつどい
【3月】
1日 参観懇談
4日 6年感謝のミサ
7日 3.11を想うつどい
14日 6年生修了式
15日 卒業式
19日 1~5年生 修了式
○ 桜の雨が降り、111本の満開の桜が散り始めました。緑と水に囲ま れた本学キャンパス、自然豊かな海星の春がスタートしました。
10日(金)の入学式には、32名の48回生が神さまに招かれて入学し てまいります。今年度よりファミリースポーツデーは秋になりました。 4・6年生のサマーキャンプは、佐世保・ハウステンボスで新たな英語体験をします。5・6年生の英語の時間が増えます。新たな年のスタートです。1年間を通してどうぞよろしくお願いいたします。
○ こどもたちにとって福岡海星小らしい楽しい学校にするために、
①基本的な生活習慣を確かに身に付ける教育にさらに力を入れます。
◌ 服装がきちんとしている。
◌ 遅刻・欠席・早退を殆どしない。皆勤賞を設けます。
◌ 挨拶がきちんとできる。
◌ スクールバスや西鉄バス、電車の中でさわやかな空気を醸し出す。
◌ いじめ・いじわる・仲間はずしに手をそめない。その原因となり やすいSNSやゲーム等にも手をそめない。
②読書の習慣をさらに身につけるため、学校に慣れた2年生を対象に「2年生100冊読書運動」を展開します。全校朝読書の時間を設けます。5年生までに「海星100冊」を達成します。岡崎先生を中心に「おはなしや」の活動を促進します。
③「私の木」のガイアの森への植樹を継続します。お世話に励みます。
④学院の高等学校との連携教育を進める観点から、下級生の学年行事に「こども教育進学コース」の生徒が参加します。英語活動に英語が得意な「国際教養コース」の生徒が参加します。また英語アシスタントとしてニュージーランドよりカースティンさんがやって来ます。
○ 本年度は下記の担当で楽しく教育活動に取り組みます。どうぞよろしくご理解ご支援をお願いいたします。
<担任・専科>
1年担任:藤野 美紀・武内 章子 2年担任:田中 小枝子 3年担任:音成 桂子 4年担任:柿木 大明 5年担任:冨田 健一郎 6年担任:倉吉 健・福永 俊文
理事長:嶋田 吉勝 校長:山田 耕司 副校長:野口 美智子 教務主任:米倉 信彦 宗教:山野井 芳子・阿部 光喜・高橋 貞一 養護:松本 裕子 学校司書:岡﨑 陽子 理科:中村 智彦 図工:松永 吉海 音楽:大島 夕佳 英語活動:エリングソン スクールカウンセラー:大庭 三奈 剣道:宮下健一郎 事務:奥添 亜希 用務:宮内 美智子・江藤 昭子・藤 つちの
1年間の主な行事
【4月】
6日 始業式・6年懇談会
10日 入学式
16日~18日スクールバス乗車指導
18日 身体測定
21日 6年学力テスト
24日 参観・懇談・保護者会
28日 歓迎遠足
30日 避難訓練
【5月】
2日 新体力テスト
7日 保護者後援会役員会
14日 マリア様のつどい
15日19日21日 5,6年水泳学習
16日 保護者後援会総会
22日26日28日 3,4年水泳学習
【6月】
2日4日5日 1,2年水泳学習
3~5日 5年農村民泊体験
15日 平和を考えるつどい
20日 み心のつどい
夏の公開参観日
25~26日 1~3年夏季合宿
【7月】
2~3日 4,6年サマーキャンプ
18日 終業式
18~23日 個人懇談
24日 学校説明会(マリア幼稚園対象)
25日 学校説明会(一般対象)
【8月】
27日 始業式
【9月】
5日 1~5年参観・懇談
6日 高校バザー
8日~10日 6年修学旅行 カトリックと本校のルーツを求めて (外海・長崎・島原・熊本)
16日 6年参観・懇談
26日 ファミリー入学試験
【10月】
4日 ファミリースポーツデー
5日 振替休日
16日17日九州地区教員研修会 (長崎聖マリア学院小)
24日 秋の公開参観日、入試説明会
【11月】
1日 愛校バザー
15日 マラソン大会、教育懇談会
20日 慰霊祭
【12月】
8日 創立記念日
12日 クリスマス会
17日 終業式
17~19日 個人懇談
【1月】
7日 始業式
8日 新年揮毫会
16~17日 一般入試面接
23日 一般入学試験
30日 参観・懇談
【2月】
21日 公開学芸会
27日 入学説明会
29日 海星の心を受け継ぐつどい
【3月】
1日 参観懇談
4日 6年感謝のミサ
7日 3.11を想うつどい
14日 6年生修了式
15日 卒業式
19日 1~5年生 修了式
【卒業生近況】平成26年度卒業生 進学一覧
平成26年度の卒業生の進学先をお知らせいたします。
本年度も色々な中学校に目的を持って羽ばたいていきました。
本年度も色々な中学校に目的を持って羽ばたいていきました。
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