【卒業生近況】41回生同窓会「星空の会」のお知らせ
福永先生をお迎えして41回生の同窓会を開催します。
日時:平成26年8月5日(火) 10:00までに
集合場所:西鉄大橋駅改札前に集合
(時間になったら大橋ボウリングに行きます。)
みなさん、参加してください。
第1回同窓会幹事一同
(荒巻、井手、岡田、岡本)
日時:平成26年8月5日(火) 10:00までに
集合場所:西鉄大橋駅改札前に集合
(時間になったら大橋ボウリングに行きます。)
みなさん、参加してください。
第1回同窓会幹事一同
(荒巻、井手、岡田、岡本)
【卒業生近況】平成26年6月16日
平和を考えるつどい
【卒業生近況】平成26年6月13日 副校長 野口 美智子
体験から交流へ
先週梅雨入りをしたとのことでしたが、しばらくはあまり雨が降らず、グリーンカーテンやプランターの水やりが欠かせませんでした。ぐんぐん伸びるゴ―ヤにはたっぷりの水が必要のようで、油断するとすぐに萎れて元気がなくなります。土のかわき具合・ツルの伸び具合などをこまめにチェックし、担当の委員会の子ども達にも少しでも主体的に世話が出来るようにと声をかけています。
さて、認定こども園が海星小学校の隣に開園して、2か月がたちました。窓を開けていると、小鳥の鳴き声に交じって、時々子ども達の笑い声や鳴き声が聞こえてきます。幼稚園のお迎えの時間になると、子ども達が先生に帰りのご挨拶をしている様子を芝生広場から見ることができます。こども園のベランダから、アサガオやゴ―ヤに水やりをしている小学生の様子をじっと見ている子ども達を目にすることもあります。時にはお互いに声をかけ合ったり、手を振り合ったりして、ごく自然に交流が生まれています。今年度から月に1回「幼小連絡会」を開き、隣接している認定こども園と海星小学校の子ども達が、より連携し充実した交流ができるように取り組みたいと考えています。
また、6月4日〔水〕~6日〔金〕までの2泊3日、5年生の農村宿泊体験学習でした。「雨」との天気予報に、1回も野外での活動ができないのではないかと大変心配しながら出発しましたが、前日の雨ですっかり洗い流されたように鮮やかな耳納連山の緑とところどころに覗く青空に迎えられ入所式に臨みました。うきは市姫治での農村宿泊体験学習は今回で5回目になります。昨年と同じように、新川・田篭、妹川、小塩の3地区で子ども達を受け入れてくださいました。
平成24年7月には、北部九州豪雨の被害に遭われ、昨年の農村宿泊体験学習の時は、その爪痕が生々しいまま、復旧工事のトラックが行き交い、あちこちでシャベルカーが動いているところもあるという状態の中で本校の子ども達を受け入れていただきました。豪雨から2年がたとうとしている今もまだ、あちこちで災害復旧工事が続けられていて自然の恐ろしさを改めて感じさせられました。
今年も、JAにじでのジャガイモ収穫体験から始まり、田植え、田舎料理作り、おやつ作り、滝セラピー、森林セラピー、山菜とり、山菜のてんぷら作り、魚釣り、自然物でのクラフト、竹細工、サツマイモ植え、そば打ち体験等、各地区でその地区ならではの体験活動がさらによりいっそう工夫されていました。引率していた私達教員3人は、うきは市役所の方達に各地区の活動場所に案内していただきましたが、どこの地区でも子ども達の生き生きとした活動の様子ととびきりの笑顔が見られました。この様子は本校のホームページで公開していますので、併せてご覧ください。
小塩地区に泊まっていた子ども達は、今年初めての試みとして、小塩小学校との交流を行いました。小塩小学校は、全校児童20人程度の小規模校ですが、1年生から一輪車に取り組んでいて、5~6年生の子ども達はジャンボ一輪車(サドルの位置は2メートル前後)を自由自在に乗りこなしていました。海星小学校にも一輪車があり慣れていたせいでしょうか、女の子2人がジャンボ一輪車に挑戦し、小塩小学校の先生や子ども達の応援もあって、しばらく練習すると乗ることができるようになりました。その後、鬼ごっこをしたり、カブトムシの幼虫を見せてもらったりして楽しい時間を過ごすことができました。最後に、5年生の子ども達手作りの「ホタル祭り」のパンフレットとしおりを戴きました。昨年に引き続き、お年寄りとの交流でグランドゴルフをしたり、ゲームをしたりした地区もありました。今年の農村宿泊体験学習では、受け入れ家庭との交流はもちろんですが、交流の輪が広がっていることが感じられました。また2泊3日の間だけでなく、「年賀状のやりとりをしています」「中学入学を知らせる手紙が届きました」「○○ちゃんは、元気ですか。豪雨の時見舞いに来てくれました」等、交流が継続していることも嬉しい驚きでした。
今年も、うきは市、JAにじ耳納の里、受け入れ農家の方々をはじめたくさんの方々に支えられて、「体験から交流へ」と一歩進んだ形で、この農村宿泊体験学習ができたことに感謝します。ありがとうございました。
先週梅雨入りをしたとのことでしたが、しばらくはあまり雨が降らず、グリーンカーテンやプランターの水やりが欠かせませんでした。ぐんぐん伸びるゴ―ヤにはたっぷりの水が必要のようで、油断するとすぐに萎れて元気がなくなります。土のかわき具合・ツルの伸び具合などをこまめにチェックし、担当の委員会の子ども達にも少しでも主体的に世話が出来るようにと声をかけています。
さて、認定こども園が海星小学校の隣に開園して、2か月がたちました。窓を開けていると、小鳥の鳴き声に交じって、時々子ども達の笑い声や鳴き声が聞こえてきます。幼稚園のお迎えの時間になると、子ども達が先生に帰りのご挨拶をしている様子を芝生広場から見ることができます。こども園のベランダから、アサガオやゴ―ヤに水やりをしている小学生の様子をじっと見ている子ども達を目にすることもあります。時にはお互いに声をかけ合ったり、手を振り合ったりして、ごく自然に交流が生まれています。今年度から月に1回「幼小連絡会」を開き、隣接している認定こども園と海星小学校の子ども達が、より連携し充実した交流ができるように取り組みたいと考えています。
また、6月4日〔水〕~6日〔金〕までの2泊3日、5年生の農村宿泊体験学習でした。「雨」との天気予報に、1回も野外での活動ができないのではないかと大変心配しながら出発しましたが、前日の雨ですっかり洗い流されたように鮮やかな耳納連山の緑とところどころに覗く青空に迎えられ入所式に臨みました。うきは市姫治での農村宿泊体験学習は今回で5回目になります。昨年と同じように、新川・田篭、妹川、小塩の3地区で子ども達を受け入れてくださいました。
平成24年7月には、北部九州豪雨の被害に遭われ、昨年の農村宿泊体験学習の時は、その爪痕が生々しいまま、復旧工事のトラックが行き交い、あちこちでシャベルカーが動いているところもあるという状態の中で本校の子ども達を受け入れていただきました。豪雨から2年がたとうとしている今もまだ、あちこちで災害復旧工事が続けられていて自然の恐ろしさを改めて感じさせられました。
今年も、JAにじでのジャガイモ収穫体験から始まり、田植え、田舎料理作り、おやつ作り、滝セラピー、森林セラピー、山菜とり、山菜のてんぷら作り、魚釣り、自然物でのクラフト、竹細工、サツマイモ植え、そば打ち体験等、各地区でその地区ならではの体験活動がさらによりいっそう工夫されていました。引率していた私達教員3人は、うきは市役所の方達に各地区の活動場所に案内していただきましたが、どこの地区でも子ども達の生き生きとした活動の様子ととびきりの笑顔が見られました。この様子は本校のホームページで公開していますので、併せてご覧ください。
小塩地区に泊まっていた子ども達は、今年初めての試みとして、小塩小学校との交流を行いました。小塩小学校は、全校児童20人程度の小規模校ですが、1年生から一輪車に取り組んでいて、5~6年生の子ども達はジャンボ一輪車(サドルの位置は2メートル前後)を自由自在に乗りこなしていました。海星小学校にも一輪車があり慣れていたせいでしょうか、女の子2人がジャンボ一輪車に挑戦し、小塩小学校の先生や子ども達の応援もあって、しばらく練習すると乗ることができるようになりました。その後、鬼ごっこをしたり、カブトムシの幼虫を見せてもらったりして楽しい時間を過ごすことができました。最後に、5年生の子ども達手作りの「ホタル祭り」のパンフレットとしおりを戴きました。昨年に引き続き、お年寄りとの交流でグランドゴルフをしたり、ゲームをしたりした地区もありました。今年の農村宿泊体験学習では、受け入れ家庭との交流はもちろんですが、交流の輪が広がっていることが感じられました。また2泊3日の間だけでなく、「年賀状のやりとりをしています」「中学入学を知らせる手紙が届きました」「○○ちゃんは、元気ですか。豪雨の時見舞いに来てくれました」等、交流が継続していることも嬉しい驚きでした。
今年も、うきは市、JAにじ耳納の里、受け入れ農家の方々をはじめたくさんの方々に支えられて、「体験から交流へ」と一歩進んだ形で、この農村宿泊体験学習ができたことに感謝します。ありがとうございました。
【卒業生近況】平成26年6月9日
【6年生】世界の国々。
【卒業生近況】平成26年6月4日(水)
【卒業生近況】平成26年6月2日 校長 山田 耕司
祈りのすすめ
○ 今年の全校児童の行動目標は、「マリア様に倣い『はい』と返事をして前にすすみましょう」です。
家庭ではご両親に、学校では先生に、その教えに心から「はい」と返事ができ、前に進めるといいですね。
本校のこどもたちは、登校しますと、マリアロビーのマリア様の前で、今日一日の始まりに感謝する祈りを夫々に捧げます。教室では、皆一緒に折々に祈りを捧げます。自分自身のこと、友だちのこと、隣人のこと、家族のこと、学級のこと、学校のこと、遠く東日本やフィリピンの被災者の方々のこと。
本校では、このようにして、祈る気持ちを育むことを教育の根幹としています。
○ 熊本県出身の詩人で絵本作家 葉 祥明さんの代表的な詩に「母親というものは」があります。
母親というものは無欲なものです
我が子がどんなに偉くなるよりも
どんなにお金持ちになるよりも
毎日元気でいてくれることを
心の底から願います
どんな高価な贈り物より
我が子の優しいひと言で
十分すぎる程幸せになれる
母親というものは
実に本当に無欲なものです
だから
母親を泣かすのは
この世で一番いけないことなのです
私は、キリスト教系学校で中学・高校・大学と過ごした葉 祥明さんの母親のまなざしに、聖母マリアのまなざしを重ねます。
2000年もの間、人々が聖母マリアを崇敬しその生き方に生きる模範を求めてきた源に、誰もが持ち続けたい母への思慕・敬愛があるのでしょう。
私の母は93歳になります。家族全員を教会に導いた人です。本人の強い希望でひとり暮らしを続けています。私は、勤務の帰りに立ち寄り必要な小仕事をするのが日課ですが、いつ訪れてもロザリオを手にマリア様に祈る母の姿に出会います。「来てくれたのね。ありがとう」の言葉と共に。
○ 祈りを体験し、日々祈りを重ねていくことで、こどもたちの内面に育っていくものがあります。
「マリア様が、私たちをどこまでも愛してくださったように、私のお母様も、私をどこまでも愛してくださる」 母親とこどものつながりは命のつながりです。命を大切にすることは、他者の命を大切にし、自分の命も大切にし自尊感情も培います。
○ 道徳教育で「価値」を教えても「祈り」を身に付けていなければ、行動することは難しいと思います。祈りは、今ある自分を立ち止まって、人間を超える存在を認め、自己を見直す振り返る見通す行為でもあります。
現代社会は豊かな物質に囲まれ、情報の波に翻弄される毎日です。競争を求められる日々、義務を求められる生活。このような中、人間らしく生きるために、自分を律しコントロールし立つことは、相当の心のエネルギーを必要とします。日々、祈りによって神さまに支えられるとすれば人は幸せです。
○ 幼い子が食事の前に祈ります。
お食事を作ってくださったお母ちゃま、おばあちゃま、働いてくださるお父ちゃま、おじいちゃま、
ありがとうございます。
このお食事で、みんなの体と心が、神さまのみ旨にかなうものとなりますように。
恵まれない世界のおともだちのためにも、お祈りいたします。
神さまありがとうございます。
このお食事を感謝していただきます。
この子の祈る姿が、食卓を潤します。
そこに集うみんなが、清々しい気持ちで食卓を囲むことができます。なんと幸せなことでしょう。
○ 今年の全校児童の行動目標は、「マリア様に倣い『はい』と返事をして前にすすみましょう」です。
家庭ではご両親に、学校では先生に、その教えに心から「はい」と返事ができ、前に進めるといいですね。
本校のこどもたちは、登校しますと、マリアロビーのマリア様の前で、今日一日の始まりに感謝する祈りを夫々に捧げます。教室では、皆一緒に折々に祈りを捧げます。自分自身のこと、友だちのこと、隣人のこと、家族のこと、学級のこと、学校のこと、遠く東日本やフィリピンの被災者の方々のこと。
本校では、このようにして、祈る気持ちを育むことを教育の根幹としています。
○ 熊本県出身の詩人で絵本作家 葉 祥明さんの代表的な詩に「母親というものは」があります。
母親というものは無欲なものです
我が子がどんなに偉くなるよりも
どんなにお金持ちになるよりも
毎日元気でいてくれることを
心の底から願います
どんな高価な贈り物より
我が子の優しいひと言で
十分すぎる程幸せになれる
母親というものは
実に本当に無欲なものです
だから
母親を泣かすのは
この世で一番いけないことなのです
私は、キリスト教系学校で中学・高校・大学と過ごした葉 祥明さんの母親のまなざしに、聖母マリアのまなざしを重ねます。
2000年もの間、人々が聖母マリアを崇敬しその生き方に生きる模範を求めてきた源に、誰もが持ち続けたい母への思慕・敬愛があるのでしょう。
私の母は93歳になります。家族全員を教会に導いた人です。本人の強い希望でひとり暮らしを続けています。私は、勤務の帰りに立ち寄り必要な小仕事をするのが日課ですが、いつ訪れてもロザリオを手にマリア様に祈る母の姿に出会います。「来てくれたのね。ありがとう」の言葉と共に。
○ 祈りを体験し、日々祈りを重ねていくことで、こどもたちの内面に育っていくものがあります。
「マリア様が、私たちをどこまでも愛してくださったように、私のお母様も、私をどこまでも愛してくださる」 母親とこどものつながりは命のつながりです。命を大切にすることは、他者の命を大切にし、自分の命も大切にし自尊感情も培います。
○ 道徳教育で「価値」を教えても「祈り」を身に付けていなければ、行動することは難しいと思います。祈りは、今ある自分を立ち止まって、人間を超える存在を認め、自己を見直す振り返る見通す行為でもあります。
現代社会は豊かな物質に囲まれ、情報の波に翻弄される毎日です。競争を求められる日々、義務を求められる生活。このような中、人間らしく生きるために、自分を律しコントロールし立つことは、相当の心のエネルギーを必要とします。日々、祈りによって神さまに支えられるとすれば人は幸せです。
○ 幼い子が食事の前に祈ります。
お食事を作ってくださったお母ちゃま、おばあちゃま、働いてくださるお父ちゃま、おじいちゃま、
ありがとうございます。
このお食事で、みんなの体と心が、神さまのみ旨にかなうものとなりますように。
恵まれない世界のおともだちのためにも、お祈りいたします。
神さまありがとうございます。
このお食事を感謝していただきます。
この子の祈る姿が、食卓を潤します。
そこに集うみんなが、清々しい気持ちで食卓を囲むことができます。なんと幸せなことでしょう。
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