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  福岡海星女子学院高等学校 福岡海星女子学院附属小学校 福岡海星女子学院マリア幼稚園  

【小学校の校長室から】ありがとう 6年生! 教頭 米倉信彦

○小学校校舎の周りにある桜並木には、早くもサクラの花芽がふくらみ始めました。
 いよいよ明日3月15日は第46回卒業式が挙行され、6年生40名が海星小学校を巣立っていきます。海星小学校では、卒業式に全児童が参列し、6年生のお兄さんお姉さんの最後の晴れ舞台をお祝いしています。そのために、8日・12日には、卒業式のリハーサルを全校生が集まって学院講堂で行いました。6年生は、入場の仕方、立ったり座ったりする姿、校長先生から証書を受け取る姿などほぼ完璧な動きをして、儀式の参加の仕方を下級生に示してくれました。在校生は、6年生の一糸乱れぬ動きを真剣な眼差しで見つめ、自分たちも遅れないでクラスのみんなが揃って立ったり、座ったりできるように何度も練習していました。こうして海星小学校のすばらしい伝統が引き継がれていくのだなと感じました。
 3月4日(月)には「海星の心を受け継ぐつどい」が行われ、6年生から在校生に海星の心が渡されました。みんなで6年生から引き継いだ「海星の心」をしっかりと育てていきたいものです。
 各学年から、6年生の姿から見習っていきたい行動やお礼の言葉が出されましたのでここで紹介いたします。

【低学年】
・ハッピーランチタイムの時、一緒に遊んでくれてうれしかったです。
・掃除の時間にほうきの使い方を教えてくれてありがとう。
・色々な分からないことを優しく教えてくれてありがとう。
・私が悲しんでいたら、笑わせてくれた。
・掃除道具を間違えて出していたら、6年生がすぐに片づけてくれた。

【中,高学年】
・小さな子に対して優しくすることを学びました。僕も頑張りたいです。
・低学年や他学年の困っている人がいたら、すぐに声をかけることをを学びました。
・低学年の人がわがままを言っても、優しく対応して言うことをきちんと聞かせていました。
・1年生が質問していたら、班長の6年生がとても丁寧に答えていました。これを僕は6年生になったら真似したいです。
・掃除時間に6年生がみんなを上手に並べていました。それを真似したら、僕も上手に並べることができました。

小さい子に優しく、世話好きでみんなから慕われている6年生だったことが分かります。早速、6年生のよい所をみんなで真似していきたいですね。

○環境保全の一貫として、三菱UFJ信託銀行より「クヌギ、イチョウ、イロハモミジ、ケヤキ、ハクモクレン、ヤマザクラ」の6種類60本の苗木を寄贈頂きました。5日に児童を代表して5,6年生が南運動場からガイアの森にかけて植樹を行いました。最初に校長先生が南運動場に「ハクモクレン」を植樹され、その後5,6年生がグループごとに次々と森の中に植樹していきました。
植樹した木は、これからぐんぐん大きくなってガイアの森を今以上豊かな森に変えてくれることでしょう。
 また、6年生は卒業記念樹も植えました。こちらも卒業生同様、すくすくと育っていてほしいです。

【小学校の校長室から】聴く(聞く)力が育つ 校長 山田耕司

○ 土曜日はエッセイストの阿川佐和子さんの「サワコの朝」を聞きながら出勤をしています。ゲストの意外な側面や表情(声からの想像です)を引き出す彼女の「聞く力」に思わずにやっとしてしまいます。2月9日(土)のゲストは芸人千原ジュニアさんでした。私立中高一貫校に入学したものの集団不適応で「引きこもり」になります。その弟をある日漫才をめざす兄せいじさんが相方に誘ったことが天才芸人誕生の始まりです。因みにその頃の彼の唯一の話し相手は隣町に住むおばあちゃんでした。自分のありのままを受け入れてくれたおばあちゃんに今も深い感謝の念を持っているそうです。勿論お笑いの世界に導いてくれた兄にも。

○ 我が家に時々孫娘3人がどやどやとやってきます。暫くすると、お菓子のこと遊びのことで母親から注意を受けます。「やめなさい」母親の顔が怒っています。「おかあちゃま、どうして怒るの」「どうしてそんなことをするの」幼子が泣きべそ顔で自分の気持ちを語ろうとします。「あのねあのね、Aちゃんがね・・・・」「みんなも一緒に聴いてあげて」少し時間がかかります。大分かかります。だんだんと泣き声がおさまってきます。話し終わったところで姉が「分かったから、もう泣かないで」。そしてまた姉妹の遊びの再開です。

○ 阿川さんは著書「聞く力」で、話し手が話しやすい聞き方があると紹介しています。
・相づちをタイミングを考えて打つ。
・オウム返し質問を活用する。「へ~」「なるほど」「そうなんだ」「Aちゃんはoooと思ったんだね」
・話し手の目を見る。
・話し手と目の高さを合わせる。
・安易に「わかります」と言わない。
・知ったかぶりをしない。
・話し手のテンポを大切にする。・・・・・・。
阿川さんの進言を、我が子の相手をする時に活用できませんか?

○ ご存知のように海星小学校では「聴き合い活動」を11年前より授業や教育活動に取り入れています。
この活動を進めるポイントを教室前面に掲示しております。「目で聴く」「うなずく」「さいごまで」 「確かめ」「おたずね」。 阿川さんの考えと重なるところがありますね。
聴くことに注目する「聴き合い活動」は、自分の考えを他者との認識や感性の「分かち合い」を通して、自分の考えをつくりあげることに有効であると同時に、自尊感情の高まりと他者理解を図りながら自己理解を深める活動です。これは驚くことに聖書の一つ一つのたとえ話と重なります。

○ 2月18日広島大学大学院准教授の川口先生と鹿児島大学講師の福井先生が、書籍で読まれた「聴き合い活動」に注目され、調査のために来校されました。
校長がインタビューを受けると共に、本校の「聴き合い活動」の実際を6年生の国語「海の命」(授業者福永先生)で観察してもらいました。子どもたちが、グループの中で互いに聴き合う、教育心理学的視点の傾聴・受容・共感的理解の態度と本校の特質であるカトリックの精神「聖書の導き」を融合させた授業の様子を見ていただきました。その後冨田先生に本校の研究の概要を説明してもらいました。

○ 二人の先生は、海星小学校が実践している「聴き合い活動」を、21世紀の子どもたちの育ちを多様な社会や文化、グローバル化した地域社会、学校、家庭における差異性においてどのように進めていくのかに関する、先行事例として意義づけを解明しようとされています。教育の新たな発展に「聴き合い活動」が位置づけられています。一人ひとりの育ちを大切にして「待つ」年齢を横断したカリキュラムの想定、子どもの多様性やグローバル化に伴い日本人が「圧倒的マイノリティになるための覚悟」を育てるなどが「聴き合い活動」を体験させる私たち教師の意気込みです。
また急の訪問にも関わらず準備された指導案の内容と質、良質な資料に驚かれていました。広島大学の附属学校や他の私学でもこんな経験はありませんでしたと感謝されました。子ども達や先生方が評価され校長として嬉しくなりました。

【小学校の校長室から】褒めるって難しい?教頭 米倉 信彦

○公開学芸会がいよいよ明日に迫ってまいりました。先週の校内学芸会では、全校児童がお互いに自分たちの劇を披露しあいました。みんなしっかりと台詞を覚えて、一生懸命に演技したり演奏したりする姿が印象的でした。
しかし、何人かは練習の時と違って、みんなの前で演技したことで、緊張のあまり小さな声しか出なかったり、体が縮こまってしまい、小さなジェスチャーになってしまったりと、反省点も色々出てきました。今週は、そんな反省点をしっかりと練習して修正してきました。各学年とも公開学芸会の時は、クラスのみんなと心を一つにして最高の演技をお届けすることができるはずです。明日は、子ども達の演技に温かい拍手をよろしくお願いいたします。 
 なお、公開学芸会は9時開演、終了は11時半頃です。全ての演目が終了した後、下校となります。小学校芝生広場までお迎えをよろしくお願いいたします。

○3学期が始まり、学芸会の練習がスタートすると、私も各学年の子ども達の演技をできるだけ見させてもらうようにしていました。担任の先生から、子ども達にアドバイスを求められた時に、私は、まず最初に子ども達をしっかり褒めることを心がけていました。子ども達の今できていることや、工夫してチャレンジしたこと、前回見た時よりも、少しでもよくなったところを探しておいて、しっかりとそして、少しオーバーに褒めるのです。
『Aさん、この前見た時より、声の大きさがとてもよくなったね。後ろの席で座っていてもはっきり聞こえたよ。すばらし~い!!』
『B君、君のダンスはひざを使って、とてもしっかり踊れているね。ベリー・グーッ!! みんな、B君のマネをして踊るんんだよ。』
等々、どんな小さなことでも、見逃さずに褒めてやるのです。すると、不思議なことに褒められた子の演技がグングン伸びてくるのです。どんな小さなことでも、誰かに気づいてもらうと、その人は自分を認められたような気持ちになり嬉しくなるものです。これからも私は、いつでも相手のいいところに目を向けられる人間でありたいと思います。

○先日、東京オリンピックでも活躍が期待されている、競泳女子の池江璃花子選手(18)が、自分は白血病になっているということを公表したというニュースが飛び込んできました。
 皆さんご存知の通り、彼女は2015年の世界選手権で中学生として日本代表に選ばれ、リオオリンピックでは決勝まで進出したり、ジャカルタで開かれたアジア選手権では6冠に輝いたりと大活躍をしている選手です。
 日本中いや世界中から、彼女のために応援や激励・励ましのメッセージが届いているそうです。池江選手は、自分の病気を公表した次の日には「わたしは神さまは乗り越えられない試練は与えない。自分に乗り越えられない壁はない…。」とすぐさまこの病気に前向きに立ち向かう姿勢を示したメッセージを出しています。
 私は、この彼女の心の強さをを学びたいと思いました。現在自分に与えられている神さまからの様々な要求や試練。これに立ち向かい、真剣に取り組んでいく勇気を分けていただいたように思います。
 池江選手のメッセージの最後には、「改めて皆様のメッセージとご協力に心から感謝します。必ず戻ってきます。」と結ばれていました。彼女の一日も早い回復をお祈りしたいと思います。

【小学校の校長室から】学芸会と大学 校長 山田 耕司

○ 2月16日(土)の学芸会に向けて、各学年で熱心な練習が進みます。ご家庭にも衣裳や小道具でご協力を頂いております。ありがとうございます。
 ご案内のように現行の大学入学センター試験が2020年1月より「大学入学共通テスト」に移行されます。因って現在本校に在学しています子ども達は、新しい大学入試制度によって受験をすることになります。

○ では、その主旨を共通理解してみましょう。文科省の方針では次のような運びとなります。
    
o2020年1月中旬:2019年度(2020年度入学者選抜)センター試験は最終実施になり終了します。

o2021年1月中旬:2020年度(2021年度入学者選抜)から大学入学共通テストに移行し、センター試験が廃止されます。テストの内容はセンター試験同様の6教科30科目で2日間実施されます。      
①国語と数学で記述式問題を出題します。
②英語は民間の資格・検定試験を活用して4技能(読む・聞く・話す・書く)を評価するものになり、高校3年の4〜12月に2回まで受  検します。2024年1月実施の2023年度までは、大学入試センターが実施する共通テストでも英語も実施しますが、大学側で利用 方法を指定できます。 
 
o2025年1月:次期学習指導要領による簡素化された大学入学共通テストの実施を検討します。 
 
o2024年度からは地公・理でも記述式問題の導入を検討します。

○ 一方、多国籍企業の活動や移民移住の拡大に伴うグローバル化の中、大学の国際化が進みます。子ども達は今以上に世界中の人々と仕事をする機会が増えます。大分別府市にある立命館APU大学がこれからの大学のイメージを助けます。学長が外国人、教員と学生の半数が外国籍です。
 この種の大学で学ぶためには、どの大学生にも、豊かな表現力とCommunication力が求められます。更にAI時代の到来に対応するプログラミング教育も求められます。予測困難な時代を生き抜くためには既存の認識力や記憶力中心の学力だけでは、大学に入学しても学びや研究・研修ができなくなります。

○ そこで一部の国立・私立小学校では、大切な基礎基本の力を醸成するために、教科や総合的な学習の時間を「表現科」「体験科」「人間科」「芸術科」等に改編して、表現力やCommunication力の醸成を図っています。首都圏の私立小学校では「学校劇」の研究部会をつくり合同で研究を進めています。英国では伝統的に「演劇」を教育に導入し、シェークスピア劇を通して英国の伝統文化と古典英語、表現、創造・創作を学ぶことを重視します。それは「ドラマ科」「演劇科」としてカリキュラムに位置づきます。

○ 海星小学校でも表現力・Communication力・創造力を涵養するために様々な学校行事や教育活動を企画し推進しています。その一つ「学校劇」も大切な教育と位置づけ取り組んできました。1年生から6年生まで毎年、劇を作り(脚本・衣裳・小道具等)、練習し、上演をします。1学年1クラスの小規模校の特性を生かし、全員が責任をもった役割を分担し主体的に担当できます。
12月の5年生の聖劇、2月の学芸会がそれです。

○ 劇を創り上げるプロセスで、子ども達は価値ある体験を積み重ねていきます。それも1・2年生は物語・音楽劇 3年生は英語劇 4年生は生活劇 5年生は聖劇(キリストの誕生) 6年生は宗教劇(創作)と発達段階と体験知に支えられた構成になっております。
 演劇的手法でCommunication力を養います。シナリオつくりの過程で友だちとの対話(聴き合い)を経て合意形成能力を養います。シナリオはひな型を基にアレンジする学年もありますが、話のつじつまが合うようにつくりあげる聴き合いをします。自分と異なる考えや意見を受け入れながらも解決する体験を味わいます。
目の前の課題を協働して解決する力を養います。役になりきることで新たな自分の能力や特性を自ら導き出します。苦労しながら楽しんで取り組む子ども達です。

【小学校の校長室から】心を新たに新年のスタート 教頭 米倉 信彦

○3学期がスタートして早や一週間。静まり返っていた校舎に、子ども達の元気な声がもどってきました。冬休みの間、それぞれのご家庭ではどのような毎日をお過ごしでしたでしょうか。特に、新年を迎えて、ご家族でどのような会話をされたのでしょうね。「一年の計は元旦にあり」と昔から言われています。きっとすばらしい「一年の計」をお子様と立てられたことでしょう。 
 今年は平成が終わり、5月1日から新しい元号となる…日本が大きく変わる年でもあります。また、11月から12月にかけては、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が、ヨハネ・パウロⅡ世以来38年ぶりに日本を訪問されます。更に、子ども達がとても楽しみにしています2020年東京オリンピックが開催れることにもなっております。3つの大きな行事が重なっており、日本中が大きく変わっていくはずです。どんな意識を持ってどんな準備をしていくのかがとても大切ですね。
 まずは3学期、次の新しい学年に進級するための大切な準備の学期です。毎日を大切に過ごし、新学年に向けての準備をしっかりと進めていきましょう。

○久しぶりに、年末から広島にある実家に帰省し、両親と共に正月を迎えることができました。両親とも高齢のため、足腰が弱り、物忘れがひどくなっていましたが、まだまだ元気にしておりました。ただ、息子の名前と孫の名前を取り違えて、会話してくるのには苦笑してしまいましたが、たくさん昔話をすることができました。福岡と広島、新幹線を使えば、1時間ほどの距離ですが、毎月のように帰ることはできません。『親孝行、したい時に親はなし。』と昔からよく諺で言われていますが、今回の休みの中で、室内の拭き掃除、外回りの掃除や庭木の剪定などたくさんの親孝行をすることができました。(福岡の自宅では、こんなに一生懸命家事をしているだろうか…?)

○休み時間になると、北運動場では、サッカーにドッジボール、芝生広場では鬼ごっこ。みんな白い息を吐きながら一生懸命遊んでいます。南運動場では、アスレッチクを渡る子やガイアの森に入って秘密基地を作っている子ども達の楽しそうな声が響いています。やはり学校の主役は子ども達ですね。どの子も生き生きと過ごしています。
 1月9日に福岡県にインフル注意報が発令されました。公立学校では集団感染などによる学級閉鎖が出始めています。本校では「うがい、手洗いの励行」「マスクの着用」「教室の換気と湿度管理」に努めており、現在インフルエンザなど感染症の発生はありません。これからも予防に努めて参ります。ご家庭でも、「手洗い・うがい・換気の励行」はもちろんのこと、「十分な睡眠」「バランスのよい栄養摂取」にもぜひご協力をお願いいたします。

○花壇に入れる肥料を作る目的で、2年前に体育館前のフェンス際にべニア板で囲った枯葉置き場を作りました。そこに落ち葉や枯草、植木鉢の残土などを入れていましたら、丸々と太ったカブトムシの幼虫が住みついていました。
夏の間にカブトムシが卵を産みつけたのかもしれません。そこで冬休み中に更に3か所ほど枯葉置き場を作り、落ち葉を入れられるようにしました。
 今年の夏には幼虫が暮らせるような寝床が完成するはずです。現在は、理科室の中だけでカブトムシの幼虫を育てていますが、広い場所で飼育や観察が出来るコーナーが出来るかも…。夢は、どこまでも広がっていきます。