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【高校-学校長より生徒へのメッセージ】「それに応える責任がある」 7月15日

「それに応える責任がある」
                           校長 古賀 誠子

今日は、マタイによる福音書25章14節をご一緒に読みましょう。「天の国はまた次のようにたとえられる。ある人(ここではイエス様のこと)が旅行に出かけるとき、僕(しもべ)たちを呼んで、自分の財産を預けた。それぞれの力に応じて、一人には5タラントン、一人には2タラントン、もう一人には1タラントンを預けて旅に出かけた。」

「テレビタレント」という言葉をよく耳にします、そのためタレントという言葉は私たちに大変馴染み深い言葉です。そして、英語の talent 、「才能」という言葉が、この聖書の箇所の「タラントン」から出たものであるということは知らない人は多いかもしれません。当時の1タラントンは、労働者20年分の賃金に相当したといわれています。かなりの金額ですね。さて、ここで皆さんに考えてほしいことがあります。あなたが、その僕の1人だったとします。それぞれに、5タラントン、2タラントン、1タラントン、主人が預けます。あなたがそのうち1タラントンを預かったものとしたら、あなたはそのお金をどうしますか?少し考えてみてください。

預けられたお金が自分だけ少ない、主人から信用してもらっていないとか、それは不公平だとか、いろんなことを考えることでしょう。でも、その1タラントンのお金はたしかにあなたに預けられました、もう一度聞きます、あなたはそれをどうしますか。

さて、それぞれ5タラントンと2タラントンを預かった2人は、商売をして、それぞれ預かったものを倍にふやしました。しかし、1タラントンを預かった最後の者は、それをなくさないように、穴を掘ってそのお金を大切に保管しておいたのです。

かなりの日がたってから、主人が帰ってきて、お金の清算を始めます。最初の2人は、主人に大変喜ばれ、「忠実な僕よ、よくやった」と言って、褒められます、そしてさらに多くのものを与えられ、任されるようになりました。しかし、ただ隠しておいただけの僕に向かっては、主人は「怠け者」と叱ります。そして持っていた1タラントンも取り上げられ、闇の中にその人を追い出してしまったのです。与えられたタラントンを生産的に用いなかったので、その僕は持っていた1タラントンも取り上げられてしまったという結末です。このお話をあなたはどう考えますか。

このお話のポイントは2つです。1つ目、タラント(才能)とは、神様からあなたに預けられたものであり、あなたの個人的なものではありません。あなたの持っているよき力、すなわち才能は、それぞれの力に応じて、神様の責任の下で、すべての人に与えられている神様からの預かった大切な財産です。2つ目、みなさんに預けられたタラント(才能)は増やして、生産的に活用する自由と責任がみなさんの上にあります。どう使うかは確かに皆さんの自由意志が尊重されます。有効に増やす道を選択することができますか。たとえ人と比較して、自分のタラントの数が少ないように見えたとしても、タラントは、あなた次第で大きく、さらに大きく増えていきます。自分のタラントを守るために、地中に埋めて隠しておく生き方を選んではならないと聖書はいいます。どう増やすか、あなたは今日も神様から問いかけられているのです。

先日のシスター入江のお話の中で、教皇フランシスコ様の言葉が読まれました、もう一度繰り返します。

「川は自分の水を飲みません。
木々は自分の実を食べません。
花はその香りを自分自身に向けて流しません。
他者のために生きることが自然界の法則です。
私たちはみなお互い助け合うために生まれてきました。
それがどんなに難しいことであっても
あなたが幸いならあなたの人生はすばらしい
しかしあなたのおかげで他の人が幸せになるなら
もっとすばらしい」

そして、「シスターのひとりごと」とおっしゃって、「人間は一人一人神から問われている、それに応える責任がある」とメッセージをしめくくられました。

コロナウイルス感染症拡大で世界で57万人の方がお亡くなりになりました。日本でもまた感染者が増加傾向にあります。そして、豪雨のため、土砂災害、洪水、道路の寸断など、深刻な状況になっていて、九州では70人の方がなくなり、10人の方が未だ行方不明のままです。コロナウイルス感染症拡大防止で、県境をまたぐことができないため、ボランティアの人数も不足していて、大変な困難の中に被災地は立たされています。人吉市に住む81歳の男性の言葉です。「きついのなんの、ぜんそく持ちだし、腰が痛い。近所も被災し手伝いが頼めない。ただでさえ若い人が少ない、ボランティアの人は来てくれんとですかね。」コロナウイルス感染症、豪雨災害と、次々と困難が私たちを襲う毎日です。きついですね、苦しいです、神様は何をしておられるのでしょうかと聞きたくなります。しかし、私たちは「今」、人のために何ができるのでしょうか。海星の生徒は、「それに応える責任がある。」

今日もよき一日となりますように。

【高校-学校長より生徒へのメッセージ】「すべての努力とその結果は人生の糧になる」6月17日

   「すべての努力とその結果は人生の糧になる」  ~考査前に~
                            教頭 鶴田 葉月
中間考査が近いので、今みなさんはきっと、勉強が一番、気になるところでしょう。今朝は努力と結果ということに関連してお話ししようと思います。

例えば、分かりやすく、受験、部活動での大事な試合、友人関係などについて考えるとき、「自分の努力が結果を左右する。」あるいは「競争に勝った負けたという、その点に私の存在価値はある。」…という考え方は、私たちにとってなじみが深いものです。

一方で、ラッキーな巡りあわせでうれしい結果になったり、あるいは逆に運が悪くて悔しい結果になったりした、と感じた経験も、多くの人が持っているはずです。つまり、「自分なりに努力したことは間違いないけれど、何もかもが自分の力によるというわけではなかった。」とか「この結果には、不思議な力が働いているかも。」と感じた経験。

そして、そのような経験をした人は、後で振り返って、あの時は、あのような結果でよかったんだ、だからこそ、今の幸せがあるんだと気づくことができます。

さて、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で勉強にも外出も不自由な時期を過ごしてきた皆さん。心身とも、ぎりぎりの毎日で、モヤモヤした、一言では表現できないつらさを味わい、これ以上は、もう無理…という時期をよく乗り越えました。そんな日々さえ、後の人生でどんなに大きな力になるか。

キリスト教学校で学ぶ生徒は、問題が起きたときにそれから逃避したり、他のことで紛らしたりするのでなく、問題を直視し根本的な解決をする訓練ができる、と北陸学院大学の前学長、町田健一先生がおっしゃっています。確かに、海星の生徒も教師も、問題に向き合うその時その時を本当に大切に努力します。そして、そこで出た結果についてはいつまでもくよくよ後悔はしないし、勉強や仕事でも、人間関係でも、自分をなくしてしまうほどの憎しみや挫折感とは無縁です。

その時を精一杯がんばって、失敗したとしても、それが今後の人生の糧になることを知っているのです。つまり、いいことも悪いことも次のステップへとつなげる技を持っている。神様は、私にも一番いい道を用意して下さる。だから私たちは何でも乗り越えられます。

あさってからの中間考査、久しぶりで緊張しますが、不安に思わず、全力を尽くしてがんばりましょう。

【高校-学校長より生徒へのメッセージ】「認め合うということ」 ~ニュージーランド姉妹校交流より~ 6月24日

「認め合うということ」   ~ニュージーランド姉妹校交流より~
                            校長 古賀誠子 

昨年(2019年)9月15日~25日の11日間、高校2年生に、修学旅行の選択肢が一つ増え、ニュージーランドのハミルトンガールズ高校、ホームステイ語学研修が加わりました。現在の高3、18名の生徒(特別進学コース3名、進学コース12名、国際教養コース3名)と一緒に行ってきました。福岡発シンガポール経由で、およそ24時間の移動時間、オークランドからバンに乗って、およそ1時間半のドライブ、ニュージーランドの姉妹校、ハミルトンガールズ高校に到着しました。ちょうど、その時の2年生国際教養コースの長期留学生も同じ学校に留学していたので、下校時間は過ぎていたのに私たちの到着を待っていてくれました、海星ファミリーですね、嬉しかったです。学校での初日、マオリの儀式(POWHIRI)に招かれ、迫力のあるハカの歌と踊りに圧倒され、こんなに力強い文化がニュージーランドにあるということに驚きと感動を覚えたことが今でも忘れられません。ハミルトンガールズのゴードン校長先生は、儀式が行われるマラエというマオリの伝統的な建物の中で、待っていてくださっていて、歓迎のお言葉をマオリ語、英語の2つの言語でいただきました。ニュージーランドは、どこに行っても、必ず英語とマオリ語の2つの言語が使われます。したがって、私もこの儀式に出席した時、何度も何度も、そして何度も練習して、日本語、英語、マオリ語の3言語で挨拶を行いました。ニュージーランドは、11世紀ごろ、太平洋をカヌーで渡ってきたマオリの人たちが発見し、定住した国であるといわれています。19世紀英国からの入植者が増えるにつれ、主に英語が使われるようになり、マオリ語が衰退の一途をたどった時期がありました。言語の存続が危機にさらされます。2,3年生の皆さんは、英語の教科書でも学びましたが、言語は一旦消失すると、言語だけの問題にとどまりません。それに伴う民族の歴史、文化、習慣などの貴重な財産が同時に失われます。すなわち、この世界の中で、また一つ多様性という大事な財産を失うことにつながります。ニュージーランド政府は、マオリ語だけで授業をする学校をつくり、マオリ語を必修とするカリキュラムをつくるなど、マオリ語を復活させる取り組みを教育の分野において積極的に行います。言葉を復活させることができると、人々は自らの民族、文化、習慣、そして自身のアイデンティティーへの誇りを取り戻すことができます。自分が自分であることに誇りを持つ、自分をしっかりと持つ人は、世界のどこででも積極的に社会に参加・貢献できます。力強いハカの歌と舞を見ていると、ニュージーランドの魅力は、他者を敬い、ありのままの自分をよしとする人々の自信にあると私は思いました。

さて、話は戻りますが、研修中はホームステイです。主に、ハミルトンガールズ高校関係者の家庭でのホームステイが多かったです。ホストファミリーは、本当の娘のように接してくださり、どの家庭の生徒もファミリーと仲良く過ごすことができました。学校では、ハミルトンガールズ高校の生徒と一緒に、毎日授業に出席します。日本語、ニュージーランド伝統食の調理実習、体育、マオリ語の授業、これまで日本では受けたことのない興味深い授業ばかりでした。活動にはフィールドワークも組み込まれ、鳥のキウイを探しにオトラハンガへ出かけました、ハミルトン博物館では、マオリ文化やその歴史について、グループ学習しながら英語を使って、現地の人に尋ね、街を歩きながら、学びを深めていくことができました。学校での異文化交流会では、本校3年生は、英語で日本文化を紹介、さらにはソーラン節や聖歌を披露し、ハミルトンの生徒たちと有意義な交流の時間を過ごしました。最終日は、海星の生徒だけで、オークランド観光、オープントップのバスにのり、市内見学、オークランド動物園などを訪れ、夜はスカイタワーで美しい夜景を楽しむことができました。最終日は、道に迷いながら、みんなで地図を読みながら、ここでもない、あそこでもないと言って、お土産を探してまわりましたね。高校生だからこそできる旅、路線バスを使いながら、ガイドのない自分で進めていく旅、とてもいい旅でしたね。

 さて、3年生の皆さん、異文化での授業、姉妹校交流を通して、何を手に入れましたか?
この研修旅行に参加したある生徒が、この旅行を通しての気づきを英語で書いてくれたので、ここでご紹介したいと思います。

  I have never realized how wonderful it is to communicate with people in a foreign country until I took part in this trip. In New Zealand, I was surprised to see some ladies who have very beautiful tattoo on their jaws, which is called Moko. I asked people the meaning of tattoo on the female jaws. Japanese and New Zealanders think about tattoos differently. The role of a face tattoo in NZ was an identity card. Furthermore, I heard that the ladies as qualified Maori leaders can put tattoos on her jaw. What I found was that we should not push our own scale on other people. Instead, we should respect different cultures and learn from differences.

すばらしい発見です。異文化交流・異文化理解の実現は、他を受け入れる、互いを認め合うことから始まります。そして、自分の物差しを他者に押し付けて判断するのではなく、ありのままの隣人を受け入れ、そこから自ら新しい価値観・生き方を学ぶという脳の活動が必要です。
そのためには、まずは「ありのままの自分をよしとする」あなた自身が不可欠です。聖書詩篇の8篇に「神にわずかに劣るものとして人をつくり、そして顧みられる」とあります。それほどまでに神様から大切にされているあなたを、海星で、しっかりと自分のものにしてほしいと今日も祈っています。きっとあなたの人間の幅がまた一つ広がっていきます。

                                                  

【高校-学校長より生徒へのメッセージ】「選び直し」 6月3日

 「選び直し」   
                         校長  古賀 誠子

6月になりました。本格的に授業が始まって、みなさんの元気な声が聞こえます。
段階的な再開ではありますが、部活動も始まり、体育館やグラウンド、アシジハウスにもみなさんの笑顔が戻ってきたことを喜んでいます。コロナウイルス感染への恐れを失わず、安全に学校生活を続けていくことができるよう、みなさんが新しい生活様式のルールを守っていきましょう。
                        
4月26日から28日までの聖母月の朝礼で、シスター入江が話されました。シスターはこれをマリア様の「選び直し」とおっしゃいました。マリア様は、この時、みなさんと同じくらいの年齢であったと言われています。ヨセフという許嫁がありながら、天使ガブリエルのお告げを受け、あなたは神の子を身ごもりますと言われます。もう一度、現実的に、自分のこととして考えてみましょう。まもなく自分は、平凡で幸せな家庭を築いていく予定であった、しかし、突然、描いていた自分の未来予想図とは全く違う方向に進むようにとお告げを受けます。あなたならどうしますか。あまりにも責任が重たく感じ、とても自分にはできないと逃げるかもしれません、言い訳するかもしれません、あるいは、進んでしまった後に、「本当はこんなはずではなかった」と言って、人のせいにするのかもしれません。それはよくある普通の反応のように思えます。また、視点を変えてみると、それは人間が抱えている克服しがたい「弱さ」であるとも思えます。先日、シスター入江にお会いした時に、私はこう聞いてみました。「シスター、マリア様は選んだ後に、全く迷いはなかったのでしょうか、この道はやっぱり間違ってと思われなかったのでしょうか」とお尋ねしました。シスターは「それはあったでしょうね」とおっしゃいました。マリア様は、呼びかけを自分の使命として受け入れられた。ご自分で覚悟を決めて行った積極的選びです。強い方であったと学びます。そして、このあと続くイエス様の苦難にも寄り添い、イエス様が十字架につけられ、息を引き取られるまで、つまり最後まで共に歩まれたのです。そして、その方が、聖書のなかで、「恵まれた方」と書かれています。
天使ガブリエルが、ガリラヤのマリア様のところにきて、受胎告知(ルカによる福音書1:26―37)の中で、「あなたの親族のエリザベトも、年を取っているが、「男の子を身ごもっている」と聞かされます。マリア様は、大急ぎでユダの町に住むエリザベトを訪問し、エリザベトとの会話を通して、神の選びの不思議、小さく貧しい娘に心をかけてくださった神の恩寵のすばらしさに感動し、聖霊に促され、ご自身で「マリアの賛歌」を謳われたと聖書に書かれています。2,3年生の皆さんは、聴き覚えがあることでしょう。1年生のみなさん、これは、これからよく耳にします。意味をよくかみしめながら、読んでください。今日はみなさんと一緒に、聖書を開いて、読みたいと思います。私は、読んだ箇所には印をつけることにしています。10年後、20年後、30年後、生き方に悩んだ時、困難に遭遇した時、自分を支えてくれるからです。

マリアの賛歌

私の魂は主をあがめ、
私の霊は救い主なる神を喜びたたえます。
身分の低い、この主のはしためにも、目を留めてくださったからです。
今から後、いつの世の人も、わたしを幸いな女というでしょう。
力ある方が、わたしに偉大なことをなさいましたから。
その御名は尊く、
その憐みは、代々に限りなく
主を畏れる者に及びます。
主はその腕で力を振るい、
思いあがるものを打ち散らし、
権力あるものをその座から引き下ろし、
身分の低いものを高く上げ、
飢えた人を良いもので満たし、
富める者を空腹のまま追い返されます。
その僕(しもべ)イスラエルを受け入れて、
哀れみをお忘れになりません。
わたしたちの先祖におっしゃったとおり、
アブラハムとその子孫に対してとこしえに。 
(ルカによる福音書 1:46-56)

皆さんが書いてくれた振り返りの中に、このような言葉がありました。
「決断は使命なのだと思った。」1年生が書いてくれた振り返りです、とてもすばらしい気づきだと思います。
まさに、その通りです。私たち、一人一人には、神様から与えられた使命があります、それは言い換えるとあなたがこの世の中で果たさなければならない責任です。
コロナウイルス感染症のために、世界中で40万人の方が亡くなりました。慎んで哀悼の意を表します。
自らも感染の危険があると分かりながら、病に苦しむ人々のために毎日、治療と看護にあたってくださる医療従事者の方々、そして、緊急事態宣言の中でも、人々の日常の糧が守られ、安全な環境で生活できるようにと毎日仕事に出かけてくださるEssential Workers(またはKey Workers)の方々に心から感謝の意を表します。そして、学校の先生、もちろん本校の先生方も、Essential Workersの一人です。生き方に謙虚に学びたいと思います。
海星の生徒の皆さんは、いつも目を覚まし、耳を研ぎ澄まし、神様からの「よびかけ」を感じることができます。貧困、格差、紛争、世界の様々な課題に対する神様からの「よびかけ」に、自らの「選び直し」をもって、「はい」と応えられる強い人になります。また、あなたがた一人一人がそれを実行することで、世界は平和と自由、そして希望に満ち溢れるものへと造りかえられていきます。自分の物差しではなく、神の国の物差しで、物事をはかりながら、隣人に寄り添うことができますように、今日も、何事においても、喜んで自分を差し出すことができますように、それが海星の生徒です。
よい一日をお過ごしください。

                                                     

【高校-学校長より生徒へのメッセージ】「聖母月」5月16日

「聖母月」~分散登校開始に寄せて~
               教頭  鶴田 葉月

今週、政府から福岡県の緊急事態宣言解除が出されました。
昨年度末からの臨時休校期間を振り返ると、自分をどう
コントロールして困難を乗り越えていくか悩んだ毎日でも
ありました。今ここにいることの幸せを生徒や同僚と分かち
合える日々を私自身どれだけ待ち望んでいたか。

本校では神様との対話、日々の祈りを大切にしており、祈りがより
身近になるように毎月のみことばと意向を取り上げています。

3月のみことばとして、マタイによる福音書から「狭い門から
はいれ。滅びにいたる門は大きく,その道は広い。」という一節
を確認したとき、失敗を恐れず新しい経験に踏み込もう、感染拡大
の不安に打ち勝とうと、気持ちを新たにしました。

4月は、「持っている者は与えられて、さらに豊かになる」
(マタイによる福音書)というみことばでした。私たちは
神さまから預かったタラントン(才能)を使い、自分に
与えられた道を 自分らしく 忠実に 歩むことができますように
と祈りながら過ごしました。

生徒の皆さんは、ロイロノートで動画配信授業を受けたり、
課題を提出したり、Google Classroomで朝礼に参加したりと、
よく取り組みました。

皆さんは課題にじっくり向き合う中で、自分が何に興味を持って
いるのか、改めて確認できたのではありませんか。
世界が広がった、面白くてもっと詳しく勉強したくなった、
と感じた気持ちをどうぞ大切にしてください。

分散登校の開始と共に、神様がどの一人ひとりも愛して心に
留めてくださることの幸せを味わい、何事もこれまで以上に
心を込めて行いましょう。私たちは神様に守られているのだと
いうことを再認識して、この毎日が長くつづくことを願います。
コロナへの恐れを失わず、新しい生活様式に身を慣らしながら。

卒業生たちも、将来に向かって一歩ずつ進めますように。

海星の中庭は、皆さんの来校を心待ちにしながら、梅の季節が過ぎ、
桜が過ぎ、つつじが過ぎました。新緑が美しい、バラの盛りの中庭で、
高校生活をいっしょに作っていきましょう。

5月は聖母月、マリア様の月です。今月のみことば「おめでとう
恵まれた方、主があなたと共におられる(ルカによる福音書)」
を胸に、私たちも、社会や人のために自分を使うことができますように。  

5月27日~29日の分散登校日には、「聖母月の集い」が行われます。
一人ひとりが聖母マリアについてよりよく知り、「小さなマリア」
として歩むことができますように、また、新型コロナウイルス感染症
により苦しみ、悩み、不安の中にいる世界中の人々のために
心を合わせ祈りをささげてまいりましょう。