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  福岡海星女子学院高等学校 福岡海星女子学院附属小学校 福岡海星女子学院マリア幼稚園  

【学校長より生徒へのメッセージ】令和元年9月11日 

令和元年9月11日  

 18年前の9月11日,アメリカで同時多発テロが起こりました。中庭にある聖フランシスコが『太陽の賛歌』を残しています。これには,人と人,人と自然の平和な関係を見直しなさい,というメッセージが書かれています。9月11日のテロはそれが崩れたから起こりました。先日は台風15号が関東に上陸,停電により60万世帯への電気の供給がストップしました。命の危険と隣り合わせの状態が,今,千葉県で起こっています。台風が次々と発生している原因は,太平洋の海水温度の上昇です。地球規模で起こる温暖化が異常気象の原因と言われています。
 聖フランシスコの祈りにもう一度目を向け,私たちの生活を見直すことで何かできることをしましょう。冷房の温度の見直し,家族が一つの部屋に集まり,節電に努める,レジ袋の使用を押さえる,ペットボトルや缶の分別をするなど,具体的にできることを考え,行動していきましょう。エコロジーな生活によって命の輝きを取り戻しましょう。

【学校長より生徒へのメッセージ】令和元年9月4日  優先すべき大切なものは何か(ルカ10.38-42)マルタとマリア

令和元年9月4日  優先すべき大切なものは何か(ルカ10.38-42)マルタとマリア

 海星祭(愛校バザー)に向けて,マルタのように生徒のみなさんもおもてなしの心で今働いていることでしょう。しかし,マリアの心を忘れてはなりません。
 先月28日の大雨で,佐賀県武雄市では浸水,冠水,土砂災害で多くの方が被災されました。1年前の9月6日には北海道胆振東部地震がありました。愛校バザーの目的は何でしょうか。バザーは私たちが楽しむためだけではありません。災害で苦しむ方々のために,マリアのように神様が求められていることは何かを考え,心を一つにして取り組み,バザーを成功させましょう。

【学校長より生徒へのメッセージ】令和元年7月10日  見えないもの

令和元年7月10日  見えないもの

 今月のみ言葉は
「わたしたちは見えるものではなく,見えないものに目を注ぎます。」(コリントの信徒への手紙4.18)です。
 これは,神様の眼鏡をかけて,日ごろは見えない本当のことが見えるようにしましょうというものです。
 3年前から成人年齢が18歳になりましたが,その年の18歳の投票率は51.8%で,約半数の18歳が投票したという結果が出ています。7月21日(日)には参院選がありますが,海星にもその時18歳になっている有権者が30名います。海星の有権者の投票率が100%であるよう,是非投票に行きましょう。
 昨年,沖縄県でフェイクニュースが出回り,ネット上で拡散したという事実に基づき,今年は,新聞社や放送局でファクトテェックをしようという記事が,西日本新聞に掲載されていました。ネット時代における選挙では,何が真実か嘘かを見極めることが大切です。目に見える情報には嘘も多いというのも現実です。『星の王子様』で「本当に大切なことは目に見えないんだよ」と言っているように,いったん立ち止まり,自分の眼鏡をはずし,神様の眼鏡をかけなおして,目に見えない大切なものをしっかりと見ていきましょう。

【学校長より生徒へのメッセージ】令和元年6月26日  地の塩・世の光(マタイ5.13~16)

令和元年6月26日  地の塩・世の光(マタイ5.13~16)

 本校が目指す生徒の姿は,教育目標の言葉に込められています。「あながかたは,地の塩である。あなたがたは,世の光である。あなたがたの光を人々の前に輝かせなさい。」(マタイ5章13節~16節)この言葉を実践していくためにも,社会的問題にも目を向けましょう。
 世界経済フォーラムが発表した,世界「男女平等ランキング2018」(149か国を対象としたデータ)では,上位4か国がアイスランド,ノルウェー,スウェーデン,フィンランドといった北欧の国々で占められています。アジアの国々は,103位に中国,日本が110位,韓国は115位でした。日本は義務教育の普及率1位,平均寿命も1位,識字率も高い国でありながら,なぜこのような結果になっているのでしょうか。
 海星が女子校にこだわる理由がここにあります。みなさんが海星での3年間でしっかり学び,力をつけ、社会参加することを願っています。女性がいろいろな分野で活躍し,輝くことのできる社会になるには,今から社会に目を向け,チェックすることが大前提となります。

【学校長より生徒へのメッセージ】令和元年6月19日  平和の祈り

令和元年6月19日  平和の祈り

 6月19日は福岡大空襲の日です。74年前の今日,239機ものB29が,南から背振を越えて飛んできて,夜中の11時11分から2時間にわたり,博多,天神を中心に激しく爆撃しました。今の博多座があった建物の地下に多くの人が逃げ込みました。しかし,爆撃の熱で水道の水は沸騰し,水道が破裂,そしてその熱湯が地下に流れ込み,逃げた人々が亡くなりました。
 6月15日の西日本新聞に,「74年前に一夜にして焼け野原になってしまった福岡の街を目の当たりにしたことを振り返り,今の平和な光景が続くようにと祈りをささげている」という91歳の女性の投書が載っていました。この女性は,投書することで聖フランシスコの平和の祈りの中にある「神様の平和の道具」になっています。あと10年もすれば,戦争の悲惨さを知る人から,直接話を聞くことが難しくなり,そのうち永遠に聞けなくなります。私たちにできることは,そのような人から聞いたことを忘れない事です。そしてそれを伝えるということを通して「神様の平和の道具」になりましょう。