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  福岡海星女子学院高等学校 福岡海星女子学院附属小学校 福岡海星女子学院マリア幼稚園  

【学校長より生徒へのメッセージ】令和元年7月10日  見えないもの

令和元年7月10日  見えないもの

 今月のみ言葉は
「わたしたちは見えるものではなく,見えないものに目を注ぎます。」(コリントの信徒への手紙4.18)です。
 これは,神様の眼鏡をかけて,日ごろは見えない本当のことが見えるようにしましょうというものです。
 3年前から成人年齢が18歳になりましたが,その年の18歳の投票率は51.8%で,約半数の18歳が投票したという結果が出ています。7月21日(日)には参院選がありますが,海星にもその時18歳になっている有権者が30名います。海星の有権者の投票率が100%であるよう,是非投票に行きましょう。
 昨年,沖縄県でフェイクニュースが出回り,ネット上で拡散したという事実に基づき,今年は,新聞社や放送局でファクトテェックをしようという記事が,西日本新聞に掲載されていました。ネット時代における選挙では,何が真実か嘘かを見極めることが大切です。目に見える情報には嘘も多いというのも現実です。『星の王子様』で「本当に大切なことは目に見えないんだよ」と言っているように,いったん立ち止まり,自分の眼鏡をはずし,神様の眼鏡をかけなおして,目に見えない大切なものをしっかりと見ていきましょう。

【学校長より生徒へのメッセージ】令和元年6月26日  地の塩・世の光(マタイ5.13~16)

令和元年6月26日  地の塩・世の光(マタイ5.13~16)

 本校が目指す生徒の姿は,教育目標の言葉に込められています。「あながかたは,地の塩である。あなたがたは,世の光である。あなたがたの光を人々の前に輝かせなさい。」(マタイ5章13節~16節)この言葉を実践していくためにも,社会的問題にも目を向けましょう。
 世界経済フォーラムが発表した,世界「男女平等ランキング2018」(149か国を対象としたデータ)では,上位4か国がアイスランド,ノルウェー,スウェーデン,フィンランドといった北欧の国々で占められています。アジアの国々は,103位に中国,日本が110位,韓国は115位でした。日本は義務教育の普及率1位,平均寿命も1位,識字率も高い国でありながら,なぜこのような結果になっているのでしょうか。
 海星が女子校にこだわる理由がここにあります。みなさんが海星での3年間でしっかり学び,力をつけ、社会参加することを願っています。女性がいろいろな分野で活躍し,輝くことのできる社会になるには,今から社会に目を向け,チェックすることが大前提となります。

【学校長より生徒へのメッセージ】令和元年6月19日  平和の祈り

令和元年6月19日  平和の祈り

 6月19日は福岡大空襲の日です。74年前の今日,239機ものB29が,南から背振を越えて飛んできて,夜中の11時11分から2時間にわたり,博多,天神を中心に激しく爆撃しました。今の博多座があった建物の地下に多くの人が逃げ込みました。しかし,爆撃の熱で水道の水は沸騰し,水道が破裂,そしてその熱湯が地下に流れ込み,逃げた人々が亡くなりました。
 6月15日の西日本新聞に,「74年前に一夜にして焼け野原になってしまった福岡の街を目の当たりにしたことを振り返り,今の平和な光景が続くようにと祈りをささげている」という91歳の女性の投書が載っていました。この女性は,投書することで聖フランシスコの平和の祈りの中にある「神様の平和の道具」になっています。あと10年もすれば,戦争の悲惨さを知る人から,直接話を聞くことが難しくなり,そのうち永遠に聞けなくなります。私たちにできることは,そのような人から聞いたことを忘れない事です。そしてそれを伝えるということを通して「神様の平和の道具」になりましょう。

【学校長より生徒へのメッセージ】令和元年6月12日  あなたがたの光を人々の前に輝かせなさい(マタイ5.16)

令和元年6月12日  あなたがたの光を人々の前に輝かせなさい(マタイ5.16)

 さわやかな挨拶や感謝の言葉など,日常的にできることはたくさんあります。これらのことは周囲を明るくする行為です。
 「646万トン」という数字が表すものをご存知ですか。これは日本人が1年間に捨てている食品,フードロスを示す数字です。一日にすると,大型トラックに1,770台分の量を捨てていることになると言います。しかし,そのほとんどはまだ食べられるものです。その一方で,世界には8億1,500万人が毎日腹をすかせたまま眠りについています。世界人口の9人に一人の割合です。そのうち,3人に1人が栄養不良に苦しんでいます。日本でも7人に1人の子どもが貧困状態にあり,福岡にもこども食堂がたくさんあります。国民一人当たり茶碗一杯分廃棄するのにかかる費用は1,500円だそうです。この現状を見て,ある高校生が立ち上がり,「フードロス×高校生=未来」を呼び掛けています。
 本校は「地の塩・世の光」として他者の笑顔のために働くことをモットーにしている学校です。「あなたがたの光を人々の前に輝かせなさい」というみ言葉を心に留め,子どもたちを口先だけでなく行いをもって愛しましょう。ぜひ,自分でできることをやっていきましょう。

【学校長より生徒へのメッセージ】令和元年6月3日  狭き門から入れ(マタイ7.13-14)

令和元年6月3日  狭き門から入れ(マタイ7.13-14)

 「狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く,その道も広々として,そこから入る者が多い。しかし,命に通じる門はなんと狭く,その道も細いことか。それを見いだす者は少ない。」(マタイによる福音書7章13~14節)
 何事も簡単に手に入るものはすぐに失ってしまう。(Easy come, easy go.)本当に価値あるものは,苦労に苦労を重ね,手に入るものです。2日前,サッカー部は県大会で3位に入りました。卓球部も国体予選に出場し,6名が県大会に出場します。明日から中間考査が始まります。勉強がきつくてもしっかり努力し,良い結果を残しましょう。辛くても,面倒くさくても,やりたくなくても,価値あるものを手にするためには狭き門から入りましょう。